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コミケの宣伝に動画っぽいのを作りました

 今週末にコミックマーケット100が開催されますね。
 私も、1日目8/13(土)に東P-16b Nth Libraryにてサークル参加いたします。
 コーヒーをテーマにしたオリジナルの百合小説短編集「xxx with coffee」のvol.4を頒布予定です。既刊vol.1〜vol.3もあります。それぞれ単巻でも読めるオムニバスになっておりますので、コミケにお越しの際には、是非とも手にとっていただければと思います。

 というわけで、コミケなわけですが、せっかくなので、宣伝用に動画っぽいものを作ってみました。
 もともと、当日には表紙絵をスライドショーで流していたりもしたんですが、せっかくなら、それを繋げて動画にすれば事前の宣伝なんかにも使えるのでは? という発想です。あと、InDesignを使うのにadobeさんに毎月払ってるので、せっかくなら使ってみようというのも理由としてありです。
 と言いつつ、エフェクトどーんとかギュインギュイン動いたりとか、そういうのは無理なので、イラストをスライドショーっぽくして、それに合わせてセリフを喋ったりとか、そういうレベルくらいであれば、なんとか素人でもできるんじゃないかというわけです。

必要なのは、
・ある程度の素材
・Googleさんに聞くだけの能力
・やる気
 です。

 それでは、早速作っていきましょう。
 まずは、素材集めです。
 メインとなるイラストは、トウカさんが素敵なイラストで表紙を飾ってくださっているので、それを使います。今回も、非常に素晴らしいイラストに仕上がっているので、是非とも当日はお手にとって確かめていただければと思う次第です。
 後ろに流すBGMについては、検索すればフリーで使用可能な素材を配布してくださっているサイトがいくつも見つかると思いますので、その中から自分でこれというものを見つければ良いと思います。今回は、甘茶の音楽工房さん( https://amachamusic.chagasi.com/ )のものを使用させていただきました。
 あとは、セリフをしゃべるボイスです。これについても、自分で喋らなくても、音声読み上げソフトはいくつもあると思いますので、それを使えばいいと思います。もちろん、自分の声に自信があったりだとか、その筋の人であれば声優さんにお願いするというのも良いと思います。
 今回使ったのは、VOICEVOX( https://voicevox.hiroshiba.jp/ )で、四国めたん、春日部つむぎ、九州そら(初版では冥鳴ひまり)を使用しました。
 いやぁ、VOICEVOXすごいですよ。サクッと簡単にかなり自然に喋ってくれます。これは本当にすごい。テキストを入力したら、それだけでもうほとんどそのまま使えるくらいになります。これ、もっとちゃんと調整したらほぼ普通に人間が喋ってるのと変わらないくらいにできるんだろうなぁ、と思います。

 で、素材が揃ったら、それを編集します。
 使ったのは、AdobeのPremiere Pro。詳しい使い方は、ググったり本を読んだりすれば概ねわかると思います。準備した素材をザクっと入れて、あとはノリと勢いでやれば、それっぽくなります。というより、なんとなくそれっぽくなりました。
 それでできたのが、こちらです。

 まぁ、色々と粗はありますけど、素人が1日で作ったにしては、それっぽくなっているのではないかと。

 そして、一番苦労したのはここから。
 当日は、今うちで時計がわりに使ってる第3世代のiPadで動画を流そうと思っていたんですが、どうやってiPadに動画を入れようかと。
 このiPad、世代が古過ぎて、iOSのバージョンも古いので、実はOneDriveもDropboxもアプリが対応していないんですよね。さらには、Airdropなんて高等な機能はついてないし、WebからOneDriveなりDropboxを開こうにも、性能が追いついていないのか、ページが表示できないという体たらく。──これはもしや詰んだか? と10分くらいなんだんですが、最終的には、普通にケーブルでmac本体のUSBに繋げばいけるじゃん……という当たり前のことに気がついて、ことなきを得ました。
 教訓としては、便利なのに慣れると以前のやり方って忘れちゃうよね……ということで。

 それでは、繰り返しになりますが、コミケ当日、1日目東P-16b Nth Libraryにてお待ちしております。

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