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心癒されない ~旦那の傘下~

Kotoaiは自宅に居ると心から癒されない。平日の昼間は癒やされ続けている。専業主婦であるため,一人で過ごせるからだ。でも,時計の針夕方を指す頃になると,Kotoaiは一気に神経は高まり「ソワソワ・ドキドキ」落ち着きを無くす。旦那の帰宅時。「今夜の機嫌はどうだろう。静かな夜を過ごしたい。昨日も一昨日も帰宅と同時に,騒ぎだした。些細な事を取り上げて。何年か前に或るテレビ番組で取り上げられていた。「旦那さんの帰宅時間迫って来ると決まって,頭痛・腹痛・めまい・貧血・吐き気・心拍数の上昇…これ等の症状は,旦那の帰宅にあたり一気に緊張するためです」と。か,Kotoaiはまさか自身で経験するとは全く思っていなかったーそしてこの症状を俗に『夫源病』と呼ぶらしい。テレビによると,あまり表には出ていないけど,この症状に悩む奥さん達は思いの外いる,と言う話で有る。どれだけ日本の男性は,『ワンマン・殿様タイプ・内弁慶・奥さん大切にしない・奥さんを支配下……』にするのだろう。此れでは日本の奥さん達は憐れである。奥さんは奥さんで有る前に,ひとりの人間である。それを認めてあげないで,一方的な感情の押し付けは有ってはいけない事である。Kotoaiも,同じ経験をさせられて初めて,『夫源病気』の意味を知り,症状を経験をさせられて思った事は,「私と同じく悩む人達に寄り添い話を聞いてあげて,少しでも力になれないだろうか?」と心に芽生えて来る感受情に気付かされた。「私には何が出来るだろうか?」この日から,思考する日々は始まった。

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