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愚か、でも頑張れ

最近仕事量が多すぎて疲れてしまい、日に日に夜型になっている。

毎朝起きるたび、あとちょっと、あとちょっと……と言いながら溶けた巨神兵みたいな動きでアラームを止めて二度寝をして、起きると業務開始ギリギリ5分前という、社会人として最悪、かつギリギリセーフという状態で日々をやりくりしている。

思えばいつもそうだった。
テストの25点以下は追試ですよと言われたら、26点を取ってギリギリセーフにする。
あと一つ単位を落としたら留年ですよと言われたら、ギリギリまで休んでギリギリセーフにする。私はそういう女だ。高校生の時と何も変わっていない。

でも、ハッキリ言ってそのギリギリ状態が好きなわけではないのだ。
いつもギリギリで生きていたいとは思っていない。頑張ってる結果としてギリギリなだけで、ギリギリセーフだから生きてこられたものの、時々ギリギリアウトなことも多々あったし、自分ではギリギリセーフと思ってるだけで本当は完全にアウトなことだってあるのかもしれない。私の人生は、本当にかろうじて生きているという実感がある。
射手座の神•ケンタウロスさんが、狩人の星の元に生まれたのに、こいつトロすぎワロタwwと草を生やしながら、私の運命を操っているのかもしれない。ギリギリだけど頑張って生きてる私を面白がってるのかもしれない。もがいてる第三者って、きっと神からしたらクソ面白いんだと思う。予想だにしない動き、必死の煌めき、生命の跳躍。そういうのを見て楽しんでいるのだろう。カイジに出てくる暇を持て余した金持ちが命をかけたギャンブルレースをVIP席から眺めてるみたいな感じでさ。私はいつもあわあわ、どうしよ、はわわわ、どうしよ、のADHD感全開で走りまって、もうクタクタである。でも生きていくためにお金は必要だし、この「普通」のレールから喜んで外れるほど、私は強くない。会社員として働く喜びを知ってしまった。こんなギリギリな私でも人として扱ってくれる外資系企業を、きっとずっと愛し続けるだろう。

そんなこんなで、土日は信じられないほど眠り続け、食べ続け、それあんた鬱病初期症状やんけとも思えるほど疲れていたけど、まぁ日光を浴びてやはりギリギリに回復してしまった。

1週間のうち5日も働けと決めた頃は、きっともっとのんびり仕事してたに違いない。
現代社会はぎゅうぎゅう過ぎる。週に3日働けば、昔の週7分を取り戻せるくらいの速度だと思うけど、働くことをやめられない私達は、いつまでこの速度で労働を続けられるのだろう。

どんなに仕事が楽しくても、こんなにたくさんの時間、椅子に座って頭を使い続けるのは、40くらいで限界を迎える気がする。

どこかで方向転換を考えないと、今度こそギリギリアウトになる気がしてならない。
もう少しゆとりのある暮らしがしたい。


とにかく体だけが資本だと、今朝は日の出と共に4:30に起床し、仕事をして、早く終わらせるぞと思っていたのに、
朝の4:30に起きて朝日を見て「わー、キレー」と言って目が覚めたら9時だった。

き、記憶が飛んでる……?DIOの仕業……?

こうしてまた、私のギリギリの1週間が始まった。
やることばかりが多く、辛いけど、この山場を乗り越えたら、ボーナスが待っている……そう信じて走ってしまうのであった。

次は、エジプトのシワオアシスか、ベトナムのフーコック島か、タイの田舎に行って原付バイクの放浪旅に行きたいです。それだけが生きがい、目標だ。

敬具。

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