RTA in Japanに出るときの準備と茶番について

まず始めに、リスナーをはじめとして、周囲の方々の寛容な精神、優しい心遣いにより、私が出させていただくイベントを楽しく過ごすことができること、ここに感謝の意を表します。

前半は、今までに私が出場したRTAinJapanのゲームについて紹介したいと思います。後半は、茶番についての私の見解を話します。

前半:イベントに出たやつを挙げる

解説:RTA in Japan2 スーパーマリオUSA、https://www.twitch.tv/videos/213691023?filter=all&sort=time

RTA in Japan Online 2 - 爆ボンバーマン

https://www.twitch.tv/videos/297172429?filter=all&sort=time

RTA in Japan Online 2019: 星のカービィ2

RTA in Japan 2020: ボンバーマン'94

https://www.twitch.tv/videos/853847261?filter=all&sort=time

走者:RTA in Japan 3 - スーパーボンバーマン3

https://www.twitch.tv/rtainjapan/video/356745524

RTA in Japan 2020: スーパーマリオランドトリロジーリレー(スーパーマリオランド3 ワリオランド)

https://www.twitch.tv/videos/856316063?filter=all&sort=time

解説についての感想。

①スーパーマリオUSA warpless:最初のマリオUSAの時は初めてのオフラインイベントへの参加で、緊張は当然ですが、走者さん二人の走りを気にすること、現地で見ている人に伝わればいいなという気持ちで喋っていました。走者のymgcさん(https://twitter.com/ymgc_nico)、べべーんさん(https://twitter.com/be_be_be_)の邪魔になってしまったような気がして、解説という役割を果たせていなかったような気がします。自分がRTAをやったことがある、というだけでただ解説という役割を受け持ったのですが、その場にいて生で他走者の走りを見るのは、とても楽しかったです。

②爆ボンバーマン 120 cards:2回目の解説はOnlineでした。走者はスピンスさん(https://twitter.com/spins72)で、爆ボンバーマンの解説をさせていただきました。当時私は爆ボンバーマンのany%をやっていて、100%のクリアはしたことがありましたが、軽い気持ちで解説をやる了承をしてしまって、事前の予習不足だったと反省しています。スピンスくんあの時はすまんかった…。

③星のカービィ2 Best Ending:もう自分がやったことないRTAの解説はしないぞ!と強く思っていた時分に、りぷてさん(https://twitter.com/lpt_voltecker)の星のカービィ2の解説を依頼され、ドンピシャで解説できるので、身内に了承を得て解説したことを覚えています(うるさいから)。この頃から解説をしつつも、リスナーに興味を持ってもらえるような話ができればいいなと考えたりしていました。加えて、解説が出しゃばらないこと、走りを引き立てる存在であることを強く意識するようになりました。

④ボンバーマン’94 any%:4回目の解説は、先日またスピンスさんにボンバーマン’94の解説を依頼され、ボン3と雰囲気似ているからと言われ、簡単に引き受けてしまったのですが、これは未プレイのゲーム!しっかり準備して(事前プレイによりRTAに必要なポイントの把握、敵の名前、歴史的背景などの調査)臨みました。最終的に、台本も用意していただきましたが、自分なりに伝えられるように少し追加したりして、臨んでいます。回を重ねるごとにリスナーが喜んでくれるような喋りになっていればいいなと思っていますし、走者の要望にも応えられるようにしているつもりです。

人見知りの私ですが、同じゲームを知っている走者さんとお話するのは、初めてではないような気がして、とても楽しいです。知っているRTAの解説であれば、是非受けたいですね。

次は走者としての感想など。

走者としては、スーパーボンバーマン3と、スーパーマリオランド3 ワリオランドで出場させていただきました。

①ボンバーマン3 any%:出場が決まった時点で、いかに顔を隠すか、いかにオフラインイベントで楽しむか、楽しんでもらえるかを考えました。そこでイロイロ準備したわけですね。実はボンバーマン3に関しては、RTA in Japanの前に、大阪でのオフラインイベントにて、ボンバーマンの動かし方の練習?をする形になり、RTA in Japanでの動き方を身体で理解できたという経緯があります。↓

https://www.twitch.tv/videos/308280506?collection=aDV4UDwIUxXbsg

この時に、やっぱり一人でやるより、解説の人が欲しいなぁと思っていました。

用意したもの:ヘルメット(白)フェルト、オーバーグラス、空気入れ、風船(黒、水色)、手袋、ジャイアントカプリコ、それっぽい服

解説を打診したのは現世界2位のやっし~さん(https://twitter.com/ya_sshi23)。しかしご都合が合わなかったため解説を辞退。うーん、どうしよう…ボン3の中身でダメなら、僕の性格をわかっていそうな人がいいな…と考えた結果、解説を青色さん(https://twitter.com/aoiro_kabby)にお願いしました。引き受けてくれてありがとう。時が飛んで当日。事前に解説の青色さんとご飯を食べながら作戦会議。こういうのをやります→と用意しておいた解説の紙を渡し、アイスが出たらカプリコ食べます(本番で出なかったので食べなかった><)、ボム投げて下さいね など、文章にすると全然RTAのこと考えてないなと思うような内容を中心に伝えていました。RTAに関しては今までの積み重ねもあり、ばっちり仕上げてあったので、今更相談することもなかったわけですね。そもそも茶番の準備にRTAの1%の時間も使っていないということからも、私が茶番ではなく、RTAの「速さ」に重きを置いていることが理解できると思います。(速さ論やタイマー付ければRTA論など、多様な論がありますが、私はどうあがいても趣味の範囲での楽しみであり、速いことが一番だとか、遅い人がなんだとかとは思いません。それを強制したり、他の楽しみ方を否定したりということは、相手だけでなく自分を否定することにもなると思っています。やめよう、強制!)本走では、幸いにも目標より早く完走できて、うまく走れてよかったなぁという気持ちでした。完走後も、色々な人にお疲れ様と言ってもらえたり、頑張れて良かったなと思いました。

②スーパーマリオランド3 ワリオランド(スーパーマリオランド トリロジーリレー):Eipさん(https://twitter.com/smb2_aiai)から提案を受け、久しぶりにRTAinJapanに応募をしました。出場の年にはほぼワリオのRTAしかやっていなかったし、日本1位、世界2位、応募時には差も8秒程だったので、応募に踏み切り、無事当選して嬉しかったです。

用意したもの:Wの帽子、黄色い服、オーバーグラス、顔パーツ、カーテンレール、鳥小屋、サブスク(投げ銭)の準備

解説をうしゅ~さん(https://twitter.com/usyuuuuu)にお願いしたら、喜んで引き受けてくれました、ありがとう。当日までに世界一位をとっておきたかったのですが、やはり世界一位の壁は厚く、あと3秒届かなかったです。イベントに出る出ないに関わらず、しばらくワリオランドを続けていたので、こちらも走りに関しては大きな不安はありませんでしたが、それでもやっぱり本番は何があるかわからないので、緊張もすごかったです。本番前には私のPCスペックのせいで、開始前の準備に時間を取ってしまい、運営さんにご迷惑をおかけしました。走りに関しては、被弾もなく、うまく行けたと思いますし、Eip兄貴からバトンの受け渡しもできたので良かったです(つなぎは映像受信ミスで、うしゅ~さんに間をうまく繋いでいただけて助かりました、ありがとう)。走り以外の内容も、見ている方に楽しんでもらえるように、そして身内ネタにならないように、さらにリレーであることなど、色々考えた結果が、あのようになりました。いかがでしたか?(まとめサイト並みの構文)?あとは走っている途中にリアルサブスクしようと思ったのに、サブスクボタンを押す時間がなくて、結局完走後にサブスクしました。

ともかくこうしてイベントに参加して楽しむことができたのは、僕の要望に沿っていただいた運営さん、そして走りとは全く関係ない私の提案に、皆さんが乗っていただいたおかげです。本当にありがたいと思います。

結論、走者として参加するときは、走り以外のことでめっちゃ準備して、悔いのないようにやる。結果は人それぞれですけどね。

後半:私の中の茶番

個人の意見なので、考えが違うからといって、良い悪いは存在しないことを前提に書きます。

茶番は好きです。RTAの中の息抜き的な意味や、リスナーさんに楽しんでもらえたり、自分の精神的な準備(や精神の持ち直し)にもなっていたりと、色々役立っています。しかし、無理に入れる必要もないと思っています。加えて、ゲームの世界観を著しく損ねたり、特定の人物の中傷をしないなど、少しだけ気をつけています。そして、RTAとしての記録が伸びてこないと、茶番を入れようとは思いません。線引きが難しいですが、「この茶番をしたい」からRTAを始めることは絶対にないです。「このRTA楽しそう」というところから始めて、RTAと、それに付随して茶番も煮詰まっていきます。そして、たまには受けが良かったり、評判の良い茶番が生まれてくると思います。本質的には「RTAで良いタイムを出すこと」を中心にしています。走りがグダグダで、茶番だけやっているというのは、RTAプレイヤーとして、私は絶対にやりたくないです。私の中の「茶番」とは、準備したものを展開していくタイプが多いので、ゲーム内やゲーム外での突発的な現象で、「茶番」と括られると、少し嫌だなと感じます。私は行き当たりばったりではなく、綿密にイベントに向けて準備するタイプなのかもしれません。

また、RTA in Japanに走者として応募するときがあるかもしれませんが、茶番を入れても文句が言えない走りをできるRTAしかしないつもりなので、またしばらく応募はないと思います。また世界1位や日本1位になったら応募するかもね。

裏話 オフラインイベントでのRTA in Japanの会場で、出走前走者さんが準備や練習をするスペースがあったのですが、そこでボン3前のボンバーマンファンタジーレース走者のありちゃんさん(https://twitter.com/bofaric)がルーイの格好をしていて、うざがらみをしてしまいました(ありちゃんさんのお友達も引いていました)。その節は大変失礼しました。

オフラインイベントでは、走者さんだけでなく、リスナーさんにも応援に来ていただけたりして(!?)、あったけぇ…と思いました。他にも、RTAプレイヤーさんとご飯食べたりして、楽しかったです。またあの頃みたいに、気軽に外出できる日が来てくれることを期待しております。そしてRTA走者さんやリスナーさんにあったかい料理をごちそうしてほしいです。

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