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むかし誰かが歌っていた「見上げてごらん夜の星を」と。 そこにあなたはいるのかな? 今も見守…
街を歩いていると、よく声をかけられる。有名人? そうじゃないよ。 話しかけやすいオーラが出…
彼女が微笑むたびに、私の心は黒いもやで覆われていく。 あなたが彼女を見つめるたびに、私の…
長い長い坂の途中にその洋館はある。今はもう誰も住んでいない。 かつてそこには理想の家族が…
毎朝出会う人がいる。いつからかわからないけれど、もう随分前から。 この交差点ですれ違う。…
ふと立ち止まって振り返る。歩いてきた道はでこぼこでくねくね。 随分と遠回りをしてきたけれ…
言葉にしたことはないけれど、いつも心で思っている。「愛してる」と。 あなたの顔を見れば何となくわかる。だって、長い付き合いだもの。 この気持ち、キミは知らないよな。届いてるけど、たまには言葉にして。
強い陽射しを避けて駆け込んだカフェ。涼しい空気にホッとひと息つく。 空いている席はないか…
頭の中にもやがかかったように、ぼんやりとはっきりしない。 さっきまで、何をしていたの? 一…
ここから先には来てはいけない、と私を止めたのは誰の声だったのか。 忠告を聞かずに進もうと…
何かがいつもと違う。それは些細で、見逃してしまいそうな違和感だった。 いつもの帰り道。見…
「困ったなぁ」と言葉にしなくても、あなたの顔に書いてある。 今まで何もわからないふりを続…
うれしいことがあるとすぐにわかる。だって、キミの瞳が輝いているから。 悲しいことも楽しい…
手に入れたと思った瞬間に、それはあっけなく滑り落ちていった。 どうして…と言いかけて、いつもそうだったじゃないかと自嘲する。 大切なものはいつもこの手をすり抜ける。あの日のキミのように。