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3行小説

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Twitterで毎日配信している「3行小説」を転載しています。 たった3行だからこそ広がる妄想の世界をお楽しみください(*^^*) ※過去作はマガジン「3行朗読まとめ」にて毎週…
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#1話完結

3行小説 第986回

寒いけれど、冬だからあたり前。春が来ればツライ日々も薄れていく。 悲しいけれど、別れだも…

ことばや
1年前
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3行小説 第985回

眠れずにいた彼女に、彼はそっとホットミルクを差し出す。 何も聞かず、何も言わず、ただ黙っ…

ことばや
1年前
1

3行小説 第984回

ゆっくりと幕が降りていくように、その人は静かに瞳を閉じた。 耳元に「ありがとう」と告げれ…

ことばや
1年前

3行小説 第983回

あなたのやさしい顔、初めて見た。そんな風に笑うんだね。 いつも不機嫌で、無口で、そんなあ…

ことばや
1年前

3行小説 第982回

賑やかな街から音が消えていた。不思議に思って周囲を見回すと、 誰もいない。人が消え、灯り…

ことばや
1年前

3行小説 第981回

心配そうなあなたの視線には気づかないふりをした。 今日の私が傷ついていても、明日の私が泣…

ことばや
1年前
2

3行小説 第980回

「聞こえるでしょ?」とあなたはうれしそうに笑う。 残念ながら私には聞こえてこない。春の足音なんてまだまだ。 あなたにはもう見えているのかな。穏やかな春の女神の微笑みが。

3行小説 第979回

「どうして?」ってキミは泣いた。そのひと粒のためだよと心で思う。 キミを突き放して、傷つ…

ことばや
1年前

3行小説 第978回

むかし誰かが言っていた。「笑顔の人に幸せはやってくる」って。 だから笑っていた。ツライと…

ことばや
1年前

3行小説 第977回

いつもより少し声が低い。いつもより少し瞳が暗い。 些細な違和感。でも、あなたの心を知るに…

ことばや
1年前
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3行小説 第976回

誰もいない公園に、ブランコを漕ぐ音が小さく響く。 少し錆びついているのか、ギィギィとぎこ…

ことばや
1年前
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3行小説 第975回

灯りがひとつ、またひとつと消え、やがて静寂の時間が訪れる。 真夜中の街に小さな影がポツン…

ことばや
1年前
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3行小説 第974回

懐かしいメロディが流れてきて、やさしい風景がふと浮かんだ。 大好きな人たちと心から笑い合…

ことばや
1年前
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3行小説 第973回

「気持ちいい晴れ空なら、すべて問題なし!」ってキミが言う。 雨が大嫌いで、青空が大好きで、太陽みたいな笑顔を振りまくキミ。 今の僕にはまぶしすぎるよ。たとえ、想い出の中のキミでも。