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3行小説

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Twitterで毎日配信している「3行小説」を転載しています。 たった3行だからこそ広がる妄想の世界をお楽しみください(*^^*) ※過去作はマガジン「3行朗読まとめ」にて毎週…
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2022年9月の記事一覧

3行小説 第887回

夢を見た。青空が広がり、ゆるやかな風が小さな花を揺らす。 穏やかな光景の中、キミが微笑ん…

ことばや
1年前
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3行小説 第886回

いつだって励まされていた。あなたの声に、笑顔に。 だから、甘えていた。ずっと一緒にいてく…

ことばや
1年前
1

3行小説 第885回

ある晴れた日、少年は決意を胸に歩き出しました。 大きな危険やたくさんの困難にぶつかっても…

ことばや
1年前

3行小説 第883回

「もう諦めてしまえ」と心の中の誰かがつぶやく。無駄なことだと。 叶うことのない望みを抱き…

ことばや
1年前

3行小説 第882回

あなたが静かに泣いている。その意味は何だろうとふと思った。 だって、あなたが決めたこと。…

ことばや
1年前

3行小説 第881回

くもり空の、少しくすんだグレーが街全体を覆い尽くす。 やがてそれは、行き交う人の心を染め…

ことばや
1年前

3行小説 第880回

いつも夢で逢う人がいる。言葉をかわすことはないけれど、 こちらも見て微笑んでいる。手の届く距離にいることはないけれど、 温もりを、勇気をくれる。その人とは、夢の中でしか逢えないけれど。

3行小説 第879回

何もかもが夏のせいだ、と思っていた。時々、熱くなる頬も、 ふいにドキドキと鳴りだす胸も、…

ことばや
1年前

3行小説 第878回

びっくりした顔で目をパチパチと瞬かせるキミ。そんなに意外だった? 知っていると思っていた…

ことばや
1年前
4

3行小説 第877回

昔むかし、あるところに小さな白い花が咲きました。 いつまでも枯れることのないその花の名を…

ことばや
1年前
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3行小説 第876回

いつもやさしく笑ってくれる。さり気なく寄り添ってくれる。 僕の好きなものを並べて、ずっと…

ことばや
1年前

3行小説 第875回

夕陽に染められてゆっくりと色づいていく空が好きだ。 そう言ったのはあの人で、私もそれから…

ことばや
1年前
3

3行小説 第874回

「まだ終わらない、終わりたくない」と夏の残像がまとわりつく。 「しょうがないじゃない。諦…

ことばや
1年前

3行小説 第873回

もしもあの時…と僕は今でも悔やんでいる。決断できなかった自分を。 もしもあの時…と私はふと考える。時を経て、今はもう笑い話だ。 今夜も彼は思う。彼女のことを。今夜も彼女は笑う。別の人の隣で。