釉薬が焼溶け棚板にカップが焼き付いた時の処理

本焼きで釉薬が焼き付来ました。使えるように修繕します。窯出しの後始末です。
先ず器物をタガネで叩いて棚板から外し、なるたけ本体を傷つけないように、研磨作業します。

ちょっとしたコツがあります。
白萩釉が焼溶けて棚板に付いています。釉薬の端にタガネの刃を合わせ、ハンマーで叩いていきます。回しながら少しずつずらして叩きます。
全体に焼付いているので、気をつけて本体自体が割れないように全体を少しずつ叩いていきます。
端を叩きながら何周かまわりました。棚板から外れました。
そして釉薬の状態を見ます。マグカップの状態を見ると周りに釉薬がこびりついているので、グラインダーで丹念に削り落とします。

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