運動性記憶の伝達をしようとすると、記憶+経験を伝えることになります。

ロクロは最小単位の運動性記憶の連続技だと確信しています。何度か一緒に作れば、手が覚えてくれると考えています。ちょっと強引に指の位置を確認してもらっています。
こんな教え方もあるのでは?

僕らが陶芸をやり始めた頃、先生が最初にロクロを1回引いて見せてくれました。それを思い出しながら作ってみようとロクロに座る。教えてもらうのでなく、真似するという感覚です。

僕らの時代とは違って、これだけ情報がある。それを見て行動して見ていくのも良いと思っていました。
ところがちょっと違うのです。ロクロのビデオを見ても真似しても、わからないようで、運動性記憶につながらないようです。

運動性記憶の伝達をしようとすると、記憶+経験を伝えることになります。手の動かし方、指の感覚を伝えるため、運動性記憶を最小単位で分解してみました。
最小単位のテクニックを理解してもらえれば、ロクロ成形がわかってくると思います。

今日もロクロを一緒に引いたビデオを配信しています。1つずつ違ったロクロ技術であるため、たたき台、あるいは目安になるでしょう。
しばらくこの伝え方で行ってみますので、どうぞ見といてください。オンライン陶芸で、お伝えしています。

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