見出し画像

長芋

【長芋が黒くなる】

長芋を切ったり
切った断面が黒くなる現象がある

それは
腐っているのではなく
長芋に含まれる【ポリフェノールオイシターゼ】という成分が空気に触れて酸化し褐色化現象を起こしているからである 褐色を放置すると赤色になる

ポリフェノールは
生活病予防の効果がある成分である。
ただ長芋に含まれる消化酵素は
熱に弱いので
消化酵素をとりたい場合は
生で食べるのをオススメする

刻んで卵黄落として
わさび醤油で食べると美味しい

褐色化しても
火を通せば問題なく食べれるが
褐色化した部分を取り除かずにそのまま
すりおろすと真っ黒なとろろ芋になる可能性がある。
見た目も当然グロテスクになる
すりおろす前は黒くなった部分を取り除き
水でよくさらす必要がある

褐色化を防ぐ方法は

ポリフェノールは水溶性なので
水でさらす事により酸化を遅らせる事が出来る

生で食べる場合は変色した部分を取り除く
後、変色した部分は放置しておくと
酸化が進み
どんどん侵食が進んでいくので注意

後、
保存したりするには
長芋の皮を向いたりして
水につけて冷蔵保存等がある

ただ
水につけておくという事は同時に
栄養素も抜けていくという事でもある

早い目に食べる事をオススメする。


ちなみに長芋に触ると
手が痒くなるのは
皮付近に多く含まれる
【シュウ酸カルシウム】という結晶の成分が包丁で切ったりすりおろしたりするときに
結晶がバラバラになって
針のように突き刺さるというのが原因である
肉眼での確認は不可能


痒みの応急措置としては

1.シュウ酸カルシウムは熱に弱いので40℃以上のお湯で滑りを落とすようにして洗う

2.生米を患部につける

3.シュウ酸カルシウムはアルカリ性なので
酸性である酢につけて
中和するという治し方がある



予防策として
1.長芋の皮を厚めに剥く
2.長芋を一度冷凍してから使う
3.指に酢水につけてから調理する

がある

ちなみにアレルギーではないので
病院に行く必要はない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?