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久々の歌野晶午さん


積読本

歌野晶午
春から夏、やがて冬

※概要
ミステリーの限界を超えた“現代の神話”

スーパーの保安責任者の男と万引き犯の女
偶然の出会いは神の思し召しか
悪魔の罠か? 
これは“絶望”と“救済”のミステリーだ

※感想
平田は17歳の一人娘・春夏を轢き逃げ事故により亡くしてから七年、独りで
小さな町で暮らしていた
勤めるスーパーである日、万引した末永ますみという娘と同い年の女と出逢う
彼女に娘を重ねた平田は万引を不問にし、それからも何かと現れるますみに
娘の事故含め家族の事、自らの負い目を吐き出す
平田は癌に侵され失うものもない残りの人生で、ますみに金銭的援助をしようとする
そしてある時、娘の事故の真相を知ってしまう
誰も救われなく重いラストでした
(  ・-・).。oO

※おまけ

『葉桜…』と装丁が似てるカンジですが
内容は違い、イヤミスではないけど
重い読後感です...(lll-ω-)📖

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