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小野寺さんの青春サスペンス


図書館の本

※概要
湾岸に住む4人の主人公たちの交錯する
ある夏の3日間

学校では成績優秀な反面、夜な夜な
ひったくりを行っている中学生・望
望の小学生の時の同級生で夜は
自転車泥棒に暴行を働いている弓矢と
その異母兄・充也
就職活動前に事故にあったことで
就職できなくなってしまったフリーターの根岸
ある晩、根岸が充也の元彼女を刺殺
時同じくして弓矢は暴行した自転車泥棒から反撃にあう
弓矢の暴行シーンに居合わせた充也と望はどんな行動に出るのか…
湾岸に立つマンション「湊レジデンス」を舞台に錯綜する"衝動"と"本性"を辛辣な視線で描いた群像劇

※感想
ほのぼのしたイメージの強い小野寺さんの作品としてはかなりダークで救いが
ない
嫌な登場人物ばかりが章ごとに入れ替わる構造もややこしくて気分が滅入る
読後感
小野寺さんはホワイトな作品の方が私は好きだな🤍


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