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ドラマ化にもなってた高齢者👴👵🏼小説


図書館の予約本

※概要
70歳になった佐川夏江は夫の寝顔を
見ながらつぶやいた
「今度生まれたら、この人とは結婚
しない」
夫はエリートサラリーマンだったが
退職後は「蟻んこクラブ」という
歩く会で楽しく余生を過ごしている
2人の息子は独立して別々の道を歩んで
いる
でも実は娘がほしかった
自分の人生を振り返ると節目々々で
下してきた選択は本当にこれでよかったのか
進学は、仕事は、それぞれ別の道が
あったのではないか
やり直しのきかない年齢になって夏江はそれでもやりたいことを始めようと
あがく

2大ベストセラー『終わった人』
『すぐ死ぬんだから』の著者が放つ最新「高齢者」小説!

※感想
主人公の佐川夏江は頭も良く手先も器用なため学生時代は国立大の農芸学部受験を進められるほどだったが当時の女の
幸せは結婚という風潮に絡め取られ
結婚の障害となる学歴を捨て短大に進学就職先でエリート候補だった和幸を
落とし華々しく寿退社で結婚し幸せに
生きてきた
しかし役員候補だった夫は酒の失敗から閑職に追いやられ退職し今やケチ老人に👨🏻‍🦳
対して夏江の姉、信子夫妻は高校時代
から付き合いで周囲も羨むほどの仲の
良さ
またかつて社内で想いを寄せられ
エリートの和幸を選ぶために振った小野は、その後退職し今や世界的な園芸界の重鎮となっていた
焦る夏江に長男、剛は夫婦仲に亀裂が
入り別居
次男、建は仕事を辞め夢だったギター
作りのためスペインに渡る
そこへ姉夫妻の突然の離婚が重なる
やがて夏江は自宅で再開した庭造りを
活かしボランティアができないかと思案デイサービスで高齢者と庭造りをする
ことに❁⃘*.゚
夏江の毒舌が痛快で面白かった(~^∀^~)オモロイ

※おまけ
2週間で読めないと思い

中古セールで文庫を見つけ買ってしまった
( *ˊꇴˋ)📙エヘッ
カバーイラストは中島陽子さん
文庫の装丁の方が可愛い(*´﹀`*)



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