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北澤豪を凄いと思った瞬間

私が小学生の頃、開幕したJリーグ
小学生の大好きなコロコロコミックにも
ラモス瑠偉などを二頭身に描いた
漫画が書かれたり
Jリーグチップスが社会現象になったり。

あの頃のJリーグ好きでした。
特に、現日本代表監督の
サンフレッチェ広島の森保一など
大好きでした。
(広島で生まれ育ったのもある)

少しして1998頃
ウイニングイレブンが登場し
その頃の日本代表には中田英寿が入ってき
まだ三浦知良や北澤豪なども代表に残っていました。

ウイニングイレブンでは
選手の能力が数値化されています。
ブラジルやイングランド、ドイツなど
競合国の有名選手達はどの選手も
シュート力やパス能力、ドリブルなど
どれも7は当たり前
6なんて滅多にない
8も結構ある

スーパースターになると
8が平均ぐらいで9があちこちにある
7がない選手まで登場する

そんな中
日本選手はどれも
5や6ばかり
ごく稀に中田英寿のパス能力が7
とかそんな状態。

どうやったらこれで世界と戦えるんだ
と子供ながらに思いました。

そんな中
日本選手で唯一
北澤豪のスタミナだけ8がついていました。
北澤豪のスタミナだけは世界レベルなのかと
驚きました。

まだ私は子供でしたし
サッカーのことが良く分からず
北澤豪のどこが凄いのか
良く分かっていませんでした。
なのであまり好きな選手ではなかったんです。

このから少し
北澤豪の見方が変わりました。


そして今仕事をしていて思うこと。
高齢者や病気をした人達を多く見ていて
思うのですが

世の中の皆様は
『能力』
あれが出来るようになりたい
これが出来るようになりたい

そちらに目が行き過ぎてやいませんか⁈

たとえば
もっと綺麗な歩行を手に入れたい
安定的な転ばない歩行を手に入れたい
そんな脳梗塞の後遺症の方
たくさん見てきました。

それももちろん大切だと思います。
しかしまず
『体力』だも思うのです。

凄く極端な話ですが
まず椅子に何時でも座ってる体力
さえあれば新幹線でも飛行機でも
世界中どこでもいけます。
ゆっくりでも良い
そのかわりただひたすら歩く体力があれば
どこでもいけます。

それだけ体力があれば
能力を手に入れるためのトレーニングも
たくさん行うことができます。

高校時代
凄い監督の下でバスケをさせて頂き
その監督もまず『体力』
おれがどんな最高の采配をしても
お前達が疲れてて使い物にならなかったら
何にもならないと。
だから我が高校のバスケ部は
練習前にまず全員10キロ走ります。
一年生のまず最初の試練は
45分を切れないと練習には参加できません。

体力だけに限らず
どの世界でも

土台を軽視し
表面に目が行きがちのように
感じています。

知識でも同じで
情報に踊らされるのでなく
情報をどう考えどう使うか

そこを気にしながら
今日も一日、
明るく元気に働いてきます♬

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