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「やります」より、「やってます」。なんなら「やりました」で。

どなたのツイートかは失念してしまったけれど、タイトルのような言葉を好むと発言していた経営者がいた。なるほどな、と感じた内容だった。

日頃から経営者や事業責任者と仕事をする機会は多く、全員が同じように好むかはわからないけど、それを差し置いても、自分のスタンスとしては大事にしたいと思った内容だった。

というのも、今所属している組織は、「部」や「課」などの体制や、あるいは「上司・部下」といった関係性が存在せず、「独立採算制」という制度をとっている。

個人ベースでは「売上総利益」を管理している。「売上」と「原価」を差し引いた「粗利益」はそれぞれがそれぞれの責任として管理しており、一定の水準を満たすようルールが設けられている。

もう少しいえば、「成果を出すこと」を価値と捉えているため、手段売りにならず、成果を出すことを第一にやるべきことを組み立てていく。成果を出すために必要であれば、迷わずにやればいい、といった具合だ。

売上も利益も自分で管理し、各プロジェクトごとにも自ら裁量を持っている。(もちろんクライアントの合意は前提として)そういった環境下では、「誰かに判断を仰ぐ」という機会が減り、「自分で決める、決断する」場面が多くなる。

そうなってくると、「○○をやろうと思います」「□□を考えています」という状態では遅くなってしまう。○○をやるための準備を始めていたり、□□を実行するためのプランを練っていたりしていないと、もしかしたら遅れをとってしまうかもしれない。


もちろん、世の中には上長の判断を仰いで進めるだとか、関係者のコンセンサスを取ってからではないと、といった場面がほとんどだと思うけれど、それでも、必要であれば判断を待たずして進めていくことも、時には必要ではないかと思う。

考えるより、動く。動いて、結果を出す。結果をもとに改善をする。やって怒られたら、それはそれで。笑







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