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【Real Portrait NAGOYA 2019 総括①:搬入~展示まで】

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リアルポートレートNAGOYA 2019に展示参加しました。
自身としては、リアポ参加は去年に引き続き2回目、展示としては3回目になります。展示準備~搬入~展示終了までの出来事や感じたことを記録として残しておきたいと思います。
ただ、開催期間中様々なことが起こり長くなるので、3回に分けて記録します。

今回の展示に関しては、自分の中で2つの重要事項が有りました。
①展示パネルとその展示方法 ②モデル:Ayaさん

②モデルについては特に強い思い入れがあるので、【総括③】で述べたいと思います。

展示パネルについて、可能な限り自らの手で作製する事としています。展示パネルを作製するためのノウハウや、如何にすれば見易い展示になるのか、そもそも写真展で何を展示するべきなのか?どのようなテーマを設定するべきか?
前回のリアポでの反省を含め、1年間自分なりに勉強してきました。グループ展を観に行ったり、主催者でもあるHASEOさんの個展に出向いたり、写真展示に関するセミナーに参加したり。名古屋を拠点としている自分としてはアウェーである『関西御苗場2019』に参加したり。。。

こうして自分なりに準備万端で迎えた搬入日当日。。。
設置を終え、周りを見渡すとあまりの光景に愕然としました。

『・・・終わった。レベルが高すぎる。自分の展示が地味すぎる。。。』

素晴らしい写真の数々に埋め尽くされた壁面やパーテーション。それに対し自分の展示は何の工夫もない、ただ人が写っているだけの普通のポートレート(に見えた)。これでは自分の作品の前に立ち止まって観てくれる人なんて誰も居やしない。写真展において、観てくれる人が居ないのは致命的。もう撤収して帰りたくなる気分でした。とは言うものの、そういうわけにも行かず、トボトボと肩を落として家に帰りました。

搬入から2日後、作品が落下していないか心配なので、仕事を早めに切り上げ、会場に向かいました。怖いのはコメント帳。。。
案の定、真っ白!! 予想通りでした。。。 周りはチラホラ書かれてたり。。。またトボトボと肩を落として家に帰りました(笑)

迎えた土曜日。この日から3日間在廊。
戦々恐々としながら自分の展示前へ。。。1つだけコメントが書かれていました。よく見たら、撮影を通じ僕を鍛えてくれた人で、僕の好きなモデルさんの一人から。本当は喜ぶべきところなのですが、このときの心境は、

『真っ白なコメント帳を不憫に思い、書いてくれたんだなぁ(´;ω;`)』

もう、ネガティブ思考全開でした(笑)

この土曜日はモデルになってもらったAyaさんも昼から呼んで在廊する事になっていたのですが、午前中もスルーされてばかり。たまに立ち止まって見てくれる人には声をかけて説明させてもらったりするのですが、伝わってるのか半信半疑。極めつけは某大御所写真家の方から、
『表情が全て作られた表情で変化がなく、つまらん。』とバッサリ(^_^;)
お昼過ぎからトボトボと肩を落として、コンビニで買ったおにぎりをかじりながら、駅までモデルさんを迎えに行きました。。。

せっかくAyaさんが東京から時間を割いて来てくれたというのに、全く鳴かず飛ばずの不評っぷりで、申し訳ない気持ちでいっぱい。。。
唯一の救いは、彼女がリアポを楽しんでくれていたこと。知り合いのモデルさんに会えたり、趣向を凝らした展示を目にして楽しそうにしていたのを見て、その部分だけでも呼んで良かったなと心の底から思いました。

そして夕方に彼女に食事をごちそうし、名古屋駅に送り、夜のレセプションパーティーに向かいました。

【総括②】につづく。。。

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