【予想】　5月26日　東京11R 東京優駿(日本ダービー) 見解・予想・印

勝負度【B】

◎5 ダノンデサイル
◯15 ジャスティンミラノ
▲2 レガレイラ
☆9 ダノンエアズロック
△4.8.10.11.12.14

東京芝内外フラット。

いよいよ日本ダービー。
まず展開面だが、鍵を握るメイショウタバルの取消でかなり話は変わってきた。
明確な逃げ馬不在で、鞍上の性格も込みで行けるなら思い切って行きたいタイプの馬が何頭かいる感じ。(サンライズアース、シンエンペラーあたり)
ただ1番逃げる可能性が高いのはシュガークンか。
逃げることに関しては現在でもトップクラスの武豊騎手ならペースは自在。
大阪杯のジャックドールのようなペースも刻めるが、今回のシュガークンなら普通にスローに落としそう。
基本はスロー想定。
それなりに位置取りも必要になりそう。

本命ダノンデサイル。
取消になった皐月賞でも重視してたので見解は変わらず。
とりあえず皐月賞予想時の見解文抜粋。

『新馬戦は馬場合わず。
未勝利は番手につけて押し切り。
そこから真価を発揮したのが溜める競馬をした近2走。
２走前の京都2歳Sは馬場は向いたが前が詰まってまともに追い出せたのは残り200のハロン棒を過ぎた後で全く力負けではなかった。
そして前走の京成杯は1〜4番手の前に行った馬がそのまま残る展開を差してきた2頭が強い競馬をしたというレース。
アーバンシックも強く後方から追い込みでエンジン掛かり切っていたが、それでもゴール直前の伸びは1列前で競馬をしていた本馬が勝っているくらいだった。
何より大きいのは操縦性の高さで、全レース手綱を取っている横山典騎手が完全に手の内に入れており、京都2歳Sでコスモキュランダに捲られても全く折り合いを欠かなかったところを見ても出入りが激しくなりそうな今年の皐月賞では大きなアドバンテージになる。』

と書いた通り能力は足りる。
今回の広いコースの方がプラスで枠も絶好。
ノリさんなので読めないところはあるが、まずはスタートが上手くないのでそこを決めて欲しいところ。
内枠の並び的にテンが遅い馬が揃ったのでスタートさえ決まればインの絶好位。

対抗ジャスティンミラノ。
皐月賞でも書いた通り、世間の評価よりそこまで東京>中山というイメージはないが、もちろんダメではないので普通に能力的には有力。共同通信杯も素直に強かった。
良くも悪くも無難に乗ってくるであろう戸崎騎手。
この枠でスローで後方から伸びてくるが届かず…のパターンはそれなりにあるが。

3番手にレガレイラ。
こちらもまずは皐月賞本命時の予想文抜粋。

『正直このメンバーだとかなり後方からの競馬を強いられる可能性が高いがそれでも軸にしたい能力の高さ。
まず圧巻だったのが新馬戦。
2着のセットアップは朝日杯がかなり展開厳しかっただけでかなり強い馬。
そのセットアップが得意の洋芝でスローの楽逃げとなると捕まえるのは容易ではないがそこをあっさり外差し。
二走前のアイビーSは位置取りだけの差で上がり32.7と限界の脚を使えており全く悲観する内容ではない。
そして前走ホープフル。
当時の馬場は内外フラットで前半1.00.0なら十分内前に分があるレース。
そんな中ルメール騎手がまともに追い出せたのはコーナー周りきった直線半ば。
内で完璧に立ち回ったシンエンペラーとは全く内容が違い、能力差を見せた。(シンエンペラーはソラ使うので一概には言えないが)
もちろんルメール騎手が乗れないのはマイナスではあるが乗り難しいタイプではないのでここは北村宏司騎手を信頼する。』

と書いた通り、現状も能力最上位という見解は変わらず。
いつもみたいに後方からになると厳しいが、この馬のスタートは物見してタイミングが合わず後方からになるタイプ。
テンがそこまで遅いわけではないので、ダノンデサイルと一緒でスタートさえ決めれば絶好位。
そうなれば頭で突き抜ける可能性は高い。
(後、大舞台のルメール騎手はなんやかんやでしっかりスタート決めてくる。)

次にダノンエアズロック。
シュガークンのスロー逃げ想定となれば、基本的にはそれなりの好位からキレるタイプの馬が狙い目。
今年は昨年同様そのタイプが少なく1番当てはまるのが本馬。
レガレイラを能力最上位と評価している以上、東京でそれに勝っている本馬ももちろん能力上位。
当然モレイラ騎手も心強い。

ここまでが上位評価。
以下他馬の短評。

・コスモキュランダ
中山で捲りが効く持続力タイプ。
前走もペースを考慮すればこれ以上ない競馬で、この手のタイプはモレイラ騎手の十八番。
変わって東京で走れるイメージがなくモレイラ騎手からの乗り替わりも大きい。
好位を取れるならまだ可能性はあったが、テン遅い＋スタート難のミルコ騎手となればそれも厳しそう。
東京でこの枠なら捲ろうにも捲れないだろうし。

・アーバンシック
ペースが流れてくれれば有力だがスローなら届かず…になりそう。
東京で上がり33.2も出しているがそれなりにエンジンの掛かりに時間は要するタイプ。

・サンライズジパング
能力はここでも引けを取らない馬だがアーバンシックと全く同じ。
スローだと分が悪い。

・ビザンチンドリーム
こちらも同様。
能力高いがスローだと分が悪い。

・シュガークン
武豊騎手が楽に逃げることになればワンチャンある。

・シックスペンス
難しいところ。
東京ベストではないだろうが確実に好位から脚伸ばせそうなのは今回の展開では大きなアドバンテージ。
一応評価的には4番手。

・シンエンペラー
ローテ的にも皐月賞を取りにいった感じだったが内容的には力負け。
東京がプラスではないので厳しそう。

・ゴンバデカーブース
距離延長は良くはないがスローからの決めて比べなら戦える。

【買い目】

3連複フォーメーション
◎ー◯▲☆12ー印　(26点)

3連単フォーメーション
◯▲→◎⇄印　(32点)

変則的だが一応これが縦目扱い。
3連単フォーメーション
◯▲→◯▲☆→印(◎除く)　(28点)