ワーゲンバスがハッピーとちょっとのお金を運んで来てくれた話
コンビニで開いたmono magazine(よくトースターを本気で比較してたりしてつい読んじゃう雑誌)の車中泊特集にうちのワーゲンバスが載ってた!載るって聞いてたけど見つけると嬉しい!息子たちと男キャンプ行ったときの写真だから車内が散らかってるけど・・・
最近ではPVにもよく使ってもらってるし(自分たちのPVにはまだ使ってないのに)働き者のワーゲンバスくん。
最初はどうなることかと思ったけど、もう家族の一員。
ほしいけど迷ってるって人の背中を押せたらと思って書いてみます。
一生に一回はワーゲンバスに乗りたいと思ってたんですが、こんなことなら早く乗ればよかった。
最悪のスタート。初日からレッカーで運ばれる
息子たちと男キャンプに行くと、テントを張ったり撤収してる間に子どもたちどっか行っちゃうので危ないなぁと思って、やっぱキャンピングカー?
いや、やっぱワーゲンバスのキャンピングカーでしょ!と思って、考えてたら寝れないぐらいになっちゃって、ついに買ってしまった。
1977年生まれ、奇跡的に、自分と同い年のワーゲンバスウェストファリア。当初こんな顔でした。
しかし、買ったその日にいきなり後悔することになるとは!
買って帰るその道で、エンストして動かなくなってしまった。
買った店に電話してレッカーで運んでもらい、そのまま近所の工場入り・・・
返品しようかと思ったけど、もうお金払っちゃったし。。。
そんな話をFacebookの空冷旧車コミュニティに投稿したら、
「僕もそうでした、最初は止まりますよね!」
「最初に整備すれば、後は故障知らずですよ!」
そんなアドバイスをたくさんもらって励まされたり。
バス乗りのあったかさを感じつつも、どうなることやら、なスタートだった。
ハッピーを運んでくれた、犬みたいなヤツ
修理から帰ってきたバスに乗ってるうちに、
乗ってるだけでハッピーになるって気づいた。
・エンジンかけて走り出すと、めちゃめちゃテンションが上がる!
空冷の特有のエンジン音、機械に乗ってる感じ、現代の車にはない無骨な感じ、映画の中にいるみたいなレトロ感。思わず動画を撮っちゃう。
・すれ違うワーゲンバスと手を振り合う!
話には聞いてたけど、本当だったんだ。
ほかのワーゲンバスとすれ違う時、お互い全力で手を振り合う!
・慣れてくると犬みたいに懐いてくる!
最初はエンストしたりエンジンかかんなかったりしたけど、だんだんしなくなって、
「最近エンジン調子いいな〜」なんて思ってた。
でも、他の人が運転すると、必ずエンストする。
自分がワーゲンバスに慣れただけだったんだ。
慣れない人に散歩されると動かなくなっちゃう犬みたいで、可愛い。
・道を譲る、譲られる!
優しい顔した車だから、自分も優しい気持ちになって、入ってくる車にも道を譲ってあげたくなる。みんなも道を譲ってくれる。ゆっくりでも煽られたりしない。
イジれるのが楽しい
・キッチンを自作
ウェストファリア社純正のキッチンは古くて大きいので、外しちゃって、キッチンを自作してみた。
左から、シンク、ガスコンロ、冷蔵庫。全部キャンプ場で下ろせるので、めちゃ便利。
・バタフライのセカンドシートを追加
純正のキッチンを外したら空間ができたのでセカンドシートをヤフオクで購入。
バタフライ構造なのでフラットにも後ろ向きのソファーにもなって便利。
・スペアタイヤは前に、車内は木張り
眠そうな目にして、スペアタイアは車の前に。車内は木張り(風)に。
まさかの、お金まで稼いでくれる
そんなふうにめちゃいい車に仕上がったから、この良さを分かち合いたいと思って、anycaとcarstayに出してみたら、たくさんの旧車好き、キャンプ好きな人たちが借りてくれて、嬉しいつながりができた。
さらに、撮影にもたくさん使ってもらって、コロナ禍でライブができない昨今、家計をちょい助けてくれている。
バス君、いつもありがとうね。ご苦労さま。またキャンプ行こう!!
お気持ちくだしゃんせ。