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しゃしんのへや

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写真やカメラの事を綴ります
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2019年5月の記事一覧

その一瞬が、幸せのきっかけになる。

写真を撮る理由はたくさんあるけれど、やっぱりいつも思うのは、日常の中に転がる「その一瞬」を残したいからだと思う。 同じ場所から同じ景色を見ても、誰と見ているのか、どんな日に見ているのか、そういう日々の違いの中で、全然違う景色になる。 変わらずにあるビルも、 その景色につける意味づけは全く違う。 1番記憶に残るのは匂いだと言うけれど、写真にもその時の記憶は宿ると思っている。ふとした時に振り返る卒業アルバムの中には、普段思い出すことの無い学校生活の一コマが載っている。その時

僕の世界をありのまま。カメラ視点じゃない。僕視点。

やっぱり風景写真がすき。 人を撮るのも好きだけど、 目で見た風景を切り撮るのもすき。 最近ちょっと気づいたことがあって、写真を撮るときにいつもカメラの視点で世界を見てた。 ファインダー越しの世界を撮ろうとしてた。 構図は…角度は…明るさは…絞りは…そうじゃない。カメラはツールだ。僕の世界を写すツールだ。 僕が撮りたいのはカメラの見てる世界じゃない。 僕が見たものを撮りたい。 そのありのままを撮りたい。 今日はそんなことを意識して、iPhoneで撮ってみた。 なん

映像から学ぶポートレートってのは、ありですか?

写真を改めてちゃんと学ぼうと思っている近頃。 と言っても7年もやっているのだから、基本的な知識は頭に入っている。それを自分の写真にどう活かしていくのかって事を考えるっていう感じ。 自分の温度・色・世界を見つける。ドラマを撮る。 そんなところ。 Twitterやnoteでたまに見かける「写真を読む」と言う言葉。僕も気になって、Instagramで好きなハッシュタグを検索かけて、挑戦してみた。 正直な感想は、よく分からない。 ちゃんとした師匠がいるわけじゃないし、完全

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ブリスベン遠恋物語。

きみは世界は、何色ですか?

ふと自分の写真を見て思う。 僕の世界は、どんな世界なのだろう。 どんな色をしていて、どんな形をしていて、どんな温度で、どんな空気で。 Twitterでたまにタイムラインに流れてくる「これが〇〇色に見える人は、クリエイティブ脳で、〇〇色に見える人は理論派で・・・」なんてツイート。 どこまで科学的な根拠があるのか分からないけれど、その画像1つでも実際にピンクに見えれば、グレーに見える人もいる。 普通に生きている中で、赤を青という人はいないだろう。 でも、世界のどこかに

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実写版ナウシカ腐海。