仕事って一言で言っても色々ありますよね
皆さん、仕事は嫌いでしょうか?
仕事が好きな人とそうでない人、どちらの方が多いのでしょうね。気になります。
ところで、仕事っていろいろな形がありますよね。
時間でいくらと決まっているものもあれば、一個いくらと決まっているものもありますし、サブスクリプションみたいに継続的に収入がある場合もあります。
好きなことを仕事にしている人もいれば、生活のために仕事をしている人もいますし、社会貢献のために仕事をしている人もいます。
他にもいろいろな分類があると思いますが、すべて一言で「仕事」と表されてしまいます。
仕事という言葉には、それだけ幅があるので、好き嫌いが分かれるのも当然でしょうし、それぞれが持つ仕事に対するイメージが違うのも当然だと思います。
ちなみに、本来の仕事とは、おそらく「生きていくための活動」だったのでしょう。
狩猟を行っていた時代であれば、男は狩り、女は生活を保つための活動が仕事だったと思います。
その時代には、一日中働くなんてことはなく、太陽が昇ったら起きて、例えば午前中に仕事をして、午後はみんなで遊んで、暗くなったら寝る、なんて生活を行っていたと何かの本で読んだ気がします。
それから時代は進み、農耕社会になると、狩りの不安定さから解放される代わりに労働時間は増え、他にも一点に移住することによる衛生問題など、様々な問題が起こったそうです。
それでも一点に移住することで「安定」を手に入れることができ、文明の発達はより進んだので、デメリットをかき消すくらいのメリットではありました。
そして現代へと進むにつれ、仕事の形は急速に変わり、仕事は本質的に「生きていくため」ではなくなっていったと思います。
「生きていくため」だけであれば衣食住の確保で十分ですが、それでは飽き足らず、娯楽や贅沢をするために仕事が行われるようになっていきました。
もちろん、世界的に見れば衣食住の確保さえままならない場所もありますが、世界中の資本を平等に分ければ、そういった人たちも生きていくことはもちろんできると思います。
ただ、こういった「生きていくためではない仕事」が悪いと思っているわけではなく、この不平等さや贅沢が文明の発達につながったことは確かで、それがなければ今のような生活や、安定した衣食住は手に入れられなかったと思います。
しかしこれからは、少なくとも先進国では、すでにかなり減った「生きていくための仕事」がAIなどによって代替されることが予想されます。
それによって社会制度が充実し、仕事をする必要がなくなってくるかもしれません。
短い時間で「生きていくための仕事」だけを行っていたころから、安定して生きていくために長時間労働で資産を蓄えるようになり、そこで生まれた「お金」によって「生きていくためではない仕事」がうまれ、そして「生きていくための仕事」はついに人間のすることではなくなる。
そんな時代がきたら世界はどうなるのか。楽しみですね。
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