胃腸炎になった話

こんばんは。幸村です。
最近文章の書き方が分からなくて完全に放置していましたが、寝込んでいて脳が暇なので･･･いえ、多分人恋しさでnoteを書いてみることにしました。

最近仕事が忙しく(とある事情で肩書きは無職だったためその辺りも負荷でした)、職場の過渡期で環境の変化もあり(無職でしたが)、久々のスーツで挨拶回りをし(無職)、生活が疎かだったように思います。

他にも実家回りのことやらなにやらで脳の作業スペースがじわりじわりと侵食されていて、なかなか休まる時間がなかったのでしょう。

全身の倦怠感がひどく、関節が痛い、精神的にも弱っている自覚が出てきて、身体が重すぎて呼吸がしづらい。ふと自分が克服できないまま先延ばしにしている問題のことを思い出す。乗り越えなくても幸せになれると何年もかけて確かめたはずなのに。上体の中心に得体の知れない化物が入り込んだような不快感。なんだか身体が熱っぽい。

県外出張があった週だったため、ああこれはもしかして、と頭はどこか冷静に今後何をすべきかシミュレーションをしていました。
出張のたびに必ずプライベートや通院のスケジュールを組み直していてよかったと、周囲には融通が効かないと言われることもあった自分の真面目さに少し安堵しました。

かかりつけに電話して院外で待つように言われて、待つこと40分。少し寒い日でベンチに座っているのも辛くてめげそうでしたが、いつもの先生の顔を見ると少しほっとしました。
呼吸器症状はないものの一応ね、とPCR検査を受けられる病院を紹介され、おじいちゃん先生は「僕は胃腸炎だと思うけどねぇ、絶対とまでは言えないからなぁ」と丁寧に話してくれて、いつもと違う場所で話をしているからか普段より僕の具合が悪いからか、より専門家としての一面が見られて知的好奇心がくすぐられるような気がしたのですが頭がほとんど働いておらず惜しいことをしました。惜しいことをしていますかねこれ。していない気もします。

紹介された病院は初めて行くところで、抗原検査とPCR検査を受けました。かなり痛かったです。
抗原検査の陰性を確認して、熱はなかったので吐き気止めだけもらって帰ることに。
翌朝PCRも陰性だったとご連絡いただき、丸一日寝たあともまだ身体が重くて痛いためもう少し眠りたい、でももう眠気はないし脳はだいぶ元気になってきた、と困ってしまい、YouTubeでおすすめチャンネルを眺めているとファイアーエムブレムの動画のサムネが目に入りました。

そういえばSwitchオンラインに加入してたら聖戦の系譜ができるんだっけ。
やってみたかったし脳みそ疲れさせがてら手を出してみるか。

インストールして序章を初めて、気付けば3時間経っていました。
さすがに胃腸炎で固形物すら食べられない状態だったからだと思いたいですが、それにしてもマップが広い。
1マップ30分〜1時間、終盤では2.3時間くらいの感覚でしたが、朦朧としながら、しかも昔の戦闘画面なのでダメージ計算を暗算でやりつつ城を制圧していくのにはかなり時間がかかりました。
ストーリーもFEで楽しめました。
無事に疲れ果てて、序章をクリアしたあとSwitchを手に持ったまま寝落ちすることができました。

目が覚めると頭がここ最近で一番すっきりしていて、でも身体は重く、思考にはもやがかかっていて全体的にまだ不調です。
聖戦の系譜は面白いからとっておくか、と重い、カードリッジを差し替えて風花雪月をやることに。
ルート分岐直前のデータがあったのでそこからまだ見ぬ分岐を楽しみ、1マップ終えたところ(45分くらい？)で寝落ち。

目が覚めて小腹が空いたので同僚が差し入れてくれたゼリーを食べ、まだ食欲があったため卵かけご飯を食べました。
ヒレカツとか味の濃いものが食べたかったけどさすがにだめだよなと卵かけご飯にウスターソースをかけるに留まりました。

最近寝不足だったからか、ひさびさにしっかり眠ることで新しいことへの関心が復活していて嬉しいです。
趣味を楽しめることはもちろん、私生活への関心の薄れは寝不足のせいだと証明できた気がして。

精神に続き思考回路も元気になってきた気がしますが、全身が痛くまだベッドから出られません。
身体が元気になってしまえばまた忙しい日々に逆戻り、と考えるとたまにはこういうのも悪くないな、と感じました。

一昨年転職にあたって4.5月はかなり苦しかった時期で、昨年は暖かい春の日差しで何かを思い出して具合が悪くなっていました。
今年はそんなことはないかと安堵していましたが、今は、そもそも春はみんな大変な時期だからこれでいいのだと思っています。

生きる理由が欲しかった頃の自分に、ゼリーを啜りながらベッドでゲームをする自分を見せてやりたいです。
幸せとは、自分が自分でありたいと願い、自分であることに喜びを感じられることなのかもしれません。

幸せになりたいとがむしゃらにもがく姿を笑われるような学生時代でしたが、社会人になって時間が経てば経つほど楽になっているので、今悩んでいる方も希望を抱いて大丈夫です。

体調不良による人恋しさは夜中につき持て余しましたがそれ以外はおおよそ楽しくやれています。

よし、なんだか眠れそうです。
お付き合いありがとうございました。