8/28 ヘラバ17周年最終日、サンサンタウン
朝は10時過ぎぐらいに起床、家の家具を買いに車で出かける。収納やら棚やら、もう少し欲しいものがあって、もう片付けの終わりが見えてきていることもあってかなりウキウキで出かけた。
尼崎toraの横の「買い得屋」と言う店に向かった。リサイクルショップみたいな感じの店でめちゃくちゃ安くて、何かしらいいものが売ってがちなところ。安い収納の棚見つけたので買った。
ご飯を食べ終わると意外と時間が経っていることに気づき、他の買い物はまつりちゃんに任せ、尼崎駅から慌てて電車に乗った。
今日はヘラバラウンジにてサンサンタウンでライブ。ヘラバの17周年月間の最終日で、高知の「カオティックノイズ」というレジェンドみたいなライブハウスとヘラバとの共同企画。僕らサンサンタウンはチームヘラバラウンジで出演。
いつも僕らがヘラバに出る時はバタさんに呼んでもらっていたが、今回は木村さんと言うヘラバの店長に初めて呼んでもらった。僕らがヘラバに出る時はだいたいいつも木村さんがいて「ほんま好きや〜」と言ってくれてた。初めて木村さんに呼んでもらって、周年最終日で、超憧れのハコのカオティックノイズとの共催。めちゃくちゃ嬉しいと同時に、リハからみんなカッコ良すぎてかなりドキドキしてた。
リハが終わってからとりあえず3人で飲みに行った。
畑が居酒屋でひとしきりシマツーをいじめて半ギレにさせたところでヘラバに戻る。ヘラバはいつ来てもお客さん多くてまじですごい。知ってる人、知らない人、よく見るけど知らない人。まだ知り合いが一人もいない昔は一人で来て誰とも話さず帰っていたのだが、その時は色んな怖そうな人にジロジロ見られて「なんでそんなジロジロ見るねん怖いねん」と思っていたが、今になって思うとみんな「友達かな?」って感じで見てたんだと思う。俺も怖がられないよう気をつけないとと思う。
ヘラバは僕が初めて入った怖いところなので、いつも昔を思い出してしまう。今日は特にカオティックノイズのヤバい人達が出演してて、まさに当時一人で遊びに来てたようなゴリゴリパンクイベントだった。演者のパワーがフロアのお客さんとグルーヴして、めちゃくちゃ楽しいけど観てるだけでしんどくて、なんかめちゃくちゃ笑えてくるような感じ。
3番目のSCENE SICKでぶち上がってる最中に「次か…出るんか…」と思い出したように緊張する。ヘラバの人たちはサンサンタウンのことを相当好いてくれてるのをひしひしと感じてて、だからこそ期待値も明らかに高い。そして、SCENE SICKがゴリゴリのパンクだったせいで感化されてバキバキに気合いが入る。
とはいえもう僕もサンサンタウンを4年近くやっているので、「負けるか!!うおりゃー!!」とライブをすると滑ると言うのは重々承知している。気合いは入れつつもいつも通り自分たちの音楽をやろう、とかなり冷静にライブの臨んだ。
いつも通りだが、後々になるとやってる最中の記憶はほとんどなく、ヘロヘロのふらふらのままに気力を振り絞ったという体感だけが体に残っている。あと多分今日ミスが多かった。終わってからめちゃくちゃ褒められたので、多分よかったんだと思う。
上でも書いていたが、まじで混ぜてもらっているということ自体がいちいち感慨深くて、たまに嘘のように感じる。もちろんサンサンタウンはカッコいいと思って自信を持ってやってるので、負けてるとかそんな風には思ってないけど、もっと単純に「俺この人たちと普通に一緒におる…」みたいな変な感じ。
終わったあと木村さんと話していて、今日遊びに来ていたぐうたら狂の松本さんの話になった。ぐうたら狂は今でこそよく対バンしたり将棋したりと仲良くしてもらっているが、昔いつも観にきてた憧れのバンドのうちの一つ。そんな松本さんのことを、木村さんが「あいつめっちゃサンサンタウン好きやねん」という話から、「サンサンタウンの出番前に『今日メンツヤバいけどサンサンタウン大丈夫かな?』って親みたいな目線でずっと心配しとったぞ」と木村さんが言っていた。松本さんはサンサンタウンのライブ終わりはいつも「お疲れ!」と笑顔で背中叩いてくれるが、その中にすごい色々こめてくれてるんだろうな〜と改めて思って、嬉しくてちょっと泣きそうになった。
高知のみんなとひとしきり喋り、「また高知呼ぶから!」と言ってもらって、僕は終電カツカツなので慌てて帰った。帰りの電車もずっと熱が冷めやまないというか、普通にライブ観てるのが楽しかったと言うのももちろん、こういうイベントに呼んでもらってることとかもなんか色々嬉しい気持ちでほこほこしてた。
次回のサンサンタウンは京都、その次はtora、その次はりんご音楽祭。
よかったら観に来てくれ〜〜
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