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2024/6/8 第一回梅香創作紙芝居大会!

今日は6/6〜6/8の3日間の、紙芝居大会にどっぷり浸かった日々の日記。

6/6のお昼はちいやんへ、頭がノイズまみれでの出勤。

まだ進んでいない紙芝居大会の準備のことと、おそらくこの日の夕方から紙芝居大会に時間と頭を全部充てるせいで、それ以外の事務的なことがぐちゃぐちゃになっていくことが予想される。

そうなる前に、せめて今ある連絡やら作業は急いで全てクリアしておかなければな〜〜と、家に帰ってやるタスクを頭の中で整理しながら働いていた。

ちいやんのまかない

帰ってきたのは16時過ぎ。まずは発送作業や事務連絡のやりとりを弾丸で全て終わらせ、整ってから紙芝居に関する準備を始めた。

まずはやることリストを作って印刷。当日のポップや看板に関しては僕はカッコよく可愛くデザインできないので、明日誰か来てくれたらお願いしようと一旦放置。

出店の売上管理表、司会の進行表、投票用紙、集計表、その他諸々の書類を作っていった。

改装中のうちの店


21時前ぐらいにすーちゃんと石川君が来てくれたので、当日の打ち合わせをした。2人には投票の管理と投げ銭の管理をお願いした。

すーちゃんにスタッフをお願いするのは初めてだったので、嫌がられたりしないかな〜と思ったのだが、スッキリ気持ちよくやってくれる感じでめちゃくちゃ嬉しかった。いしかわくんは相変わらず、2人ともすごく頼りになった。

まつりちゃんは顔ハメパネルの生成

この日はそこそこに作業を終え、2時ぐらいに就寝。

そして翌日6/7、朝は9時過ぎに起床。この日は丸一日紙芝居大会の準備に充てている日だったのでバイトはなかった。昨日に今日やることのスケジュールもざっくり立てていたので、割とスッキリとした気分で動き始めた。

まずは柴原君の家へ。柴原君は缶バッジメーカーを持っているので、缶バッジの製作をやってもらっていた。

今回の紙芝居大会は投げ銭制で、500円以上投げ銭してくれた方には、この日出演する色んな紙芝居のイラストをデザインした缶バッジをプレゼントしていた。

これは、僕は今までは思いついてもできなかったことだった。みんなが紙芝居を完成させるのは3日前〜前日がほとんど、しかしデータを作って発注すると4〜5日はかかる、つまり当日に完成が間に合わない。なので今回のこの当日出る紙芝居デザインの投げ銭缶バッジというのは、こうやって前日に作ってくれる柴原君ありきの企画だった。

缶バッジを作る柴原君

柴原君は両膝を負傷していて、まともに歩けなかったので、僕が印刷とかは全部行っていた。印刷に走ったりデータ作ったりでバタバタと動き回りながら準備を進めて行った。

そして、夜の遅い時間からはカセムラさんとシマツーとお宮さんが手伝いに来てくれた。みんなで一緒に会場に飾るポップや看板を色々作った、めちゃくちゃ楽しかった。

お宮さん作のドリンク看板を我が物顔で持つカセムラさん
まつりちゃん作の顔ハメパネル

深夜2時過ぎ、まだ舞台に貼る「梅香創作紙芝居大会」の看板ができていなかったのだが、翌朝が早起きでもう寝たかったので、当日の朝にお宮さんに作ってもらうことにした。

人全然来なかったらどうしよう、盛り上がらなかったらどうしよう、とソワソワとしながら寝た。


そして翌日、紙芝居大会当日!

当日の朝は8時前に起床。世間一般ではそうでもないかもしれないが、普段10時ごろから稼働する僕にとってはかなりの早起き。

まずはうちにある大量の荷物を、台車に乗せて3往復ぐらいで神社に運び込んだ。その間にかき氷出店組のちゃんゆま・おっけん・こーちゃん、型抜き出店組のシマツー・柴原君、そして手伝いに来てくれたカユ君やカセムラさんたちと一緒にテントを建てたり机を並べたりした。お宮さんは前日の約束通りステージ看板を作ってくれていた。

イカついバイクで来てくれたかわしまさん

音響機材を倉庫に取りに行ったり映像機材をネストに取りに行ったり、なんやかんやとやることはたくさんあったものの、手伝ってくれる人の数がめちゃくちゃいたので準備はあっさり終わった。めちゃくちゃ助かった。

顔ハメパネルにハマるまつりちゃん


11時、司会のまつりちゃんと解説のかわしまさんでイベントはスタート。人はめちゃくちゃいた、びっくりした。町の人もちょっと遠くから来てくれてる人もたくさんいた。

全部で25名いる出演者を半分に分け、二部制にして開催した。第一部は11:00〜13:30ごろ。

第一部の様子

僕が「この人の紙芝居を観てみたい」と思った人にオファーしているので、僕としては誰の時間も面白かった。ただ、カメラのことやら客席が少なくて席増やさないととか、ちょくちょくステージを観れない時間があった。ちょっと残念だった。

そして、お客さん・出演者・運営、全員が有権者で、1人につき2名の出演者に投票できる、という形で優勝を決めた。第一部では僕はカタピーとシオン君に投票した。カタピーの紙芝居は気持ちよかったのと、シオン君の紙芝居はツボにハマってめちゃくちゃ笑った。

そして、優勝はキリンイヌさん。クオリティも笑いの数も凄まじく、さすが圧巻の優勝だった。

キリンさん

第一部、第二部、それぞれ優勝が決まるのだが、優勝賞品はまつりちゃんの作ったお手製トロフィー。そして、千鳥温泉の浴室で読めるように展示されるという特典が付いていた。

多分サボテン堂のオープンに合わせた8〜9月に掲示するので、うちの店遊びに来たついでに千鳥温泉に行ってみて欲しい!


第二部の様子

14:30から第二部がスタート。一部と二部の間はお客さんみんないなくなってたけど、第二部が始まる時間になったら、元々いた人もたくさん戻ってきて、新しくきた人もたくさんいた。めちゃくちゃいい感じだった。

そして、僕も出演だった。一部の時間はすっかり自分の出番のことが頭から抜けていたが、二部が始まった途端にソワソワし始めた。出順はいつ名前が呼ばれるか分からない笑みくじ方式なので、マジでずっと緊張してた。

僕が今回持ってきた紙芝居は「猫自認男」という紙芝居。発達障害の男の子が生まれ、大人になり、色々あって猫を自認して、最後は死ぬ、という重めな話。

あまりにも長すぎた。「めっちゃよかった!」と数人言ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったものの、ほとんどの人に「長かった……」と言われた。中身は自信作ではあったのだけど、このイベントで紙芝居として出すというのは。やる前から「長いな」と自分でも思っていたので、やっぱりか〜って感じだった。

しかし、この長いと言われる状態でも、僕の本来思っていたやつから半分にしたものなので、近々フルサイズを小説版にして売ろうと思っている。

投票の様子


第二部、僕はファストコア紙芝居のカユくん、そして期待していたものでありながらも期待を超えてくれたデスゲイズマツイシに投票した。

結果はカユ君が優勝だった。これも前半のキリンイヌさんと同じく、かなり納得の結果だった。

カユくん


ほんとにずっと面白かったし、人もたくさん来ていたし、エネルギーにも満ちていたし、めちゃくちゃ良いイベントだったと思う。

今回のタイトルは「第一回梅香創作紙芝居大会」、第一回と付けたのは「第二回もやる気あるので!」という意思を色んな人に周知してもらうためだった。そして、多分1年後ぐらいにまたやると思う。

ただ、ブッキングがめちゃくちゃ迷う。ほんとのところは全員また出て欲しいし、とはいえ毎回違う人が出る方が面白いとも思うし。困ったな〜〜と思った。まぁそのうちゆっくり考える。

↑イベント終了後、写真右下にいる客で来てた知らないおっちゃんが「写真撮影やるで!」と急に言い出し、主催の僕が一度断ったのにも関わらず無理やり撮ることになった集合写真。出演してないのになぜか自分の紙芝居を持ってきてアピっているのに今気付いた、かなり解せん。

RE:かわしま


イベントが終わったら、僕が何も言っていないのに、すごい数の人が撤収を手伝ってくれた。びっくりしたし、嬉しくてちょっと感動してた。↑の解せない謎のおっちゃんもめちゃくちゃ手伝ってくれてて面白かった。

手伝ってくれるなら!と、色んな人に指示を出しながら弾丸で片付けた、マジで一瞬で終わってびっくりした。ほんとにありがたかった。

終わった後、みんなはうちに来てゆったりしていたが、僕は借りてた機材を戻しに行き、倉庫の鍵を返しに行き、会場の最終見回りをし、出店の精算をし、映像データの抽出をした。やること多くてなかなか終わった気にならなかった。

この日記を書いているのは翌日ではあるが、まだまだ家が散らかっているので、正直なところ終わった気がしていない。

誰のか分からない三脚、心当たりある方は連絡くださいませ


そして、あらかた落ち着いたらみんなと合流、急遽まぼやの二階を借りて打ち上げをした。僕はこういう全員野球みたいなイベントのブッキングは、アーティストとしての好みと人柄の好みの両方考慮して呼んでいるので、打ち上げとかになると自分が好きな人ばかりになる。めちゃくちゃ楽しかった。

ベロベロの水山さんはなかなか大変だった、元気に生きて欲しいと思った。

まぼや前でのシマツー


ちょっと公園に散歩しに行ったり、うちでダイソーの謎のボドゲしたり、いい具合にヘロヘロになりながら遊び、お宮さんの「もう限界だ!」の一声で寝ることになったのは深夜1時ごろ。思ったより早い時間ではあったものの、朝イチからフル稼働しているので、実際これぐらいが限界だった。

めちゃくちゃいい気分だった、久しぶりに全力で準備して全力でイベントを作った気がする。いい友達に囲まれて幸せだなと思うし、いい町に住めて幸せだなと思うし、そう思う分ぬるくならずにギアをかけ続けないとな、と思った。

みなさんまた千鳥橋に来てくださいませ。

さよなら、第一回梅香創作紙芝居大会!

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