見出し画像

Everton FC vs Liverpool FC(2-0)

4/25 4:00kickoff プレミアリーグ第29節

三つ巴の優勝争いに食らいついていくためには必ず勝利が必要なリバプール。
エヴァートンもまだ2部降格の可能性があるので、負けるわけにはいかない。

こんな条件なしにしても、両者には闘う理由がある。
それは、マージーサイドダービーだからだ。
リバプールに本拠地を置く両チームによるダービーは、順位、チーム力などの前評判は関係ない。
日本にも、多摩川クラシコや大阪ダービーなどがあるが、プレミアリーグのダービーを観ると、どうしても軽く感じてしまう。

ホーム、エヴァートンのスタメン。
そこそこ名の知れた選手が多いイメージ。
ピックフォード、ドゥクレ、マクニール、ハリソン、カルバートルーウィン辺りには注目である。
カルバートルーウィンは、何シーズンか前の輝きをこの瞬間だけでも取り戻せるか。

リバプールのスタメン。
世界のENDOはベンチスタート。
さすがに前節も疲労が見られたので今回は休憩。
といっても、マクアリスター、ソボスライ、ジョーンズの3枚はかなりの豪華メンバー。
注目選手は最近かなりの高パフォーマンスを発揮しているルイスディアス。
是非頑張ってもらいたい。

試合はエヴァートンペースで始まる。
エヴァートンの闘い方はシンプルイズベスト。
無理に危険を犯さず、リバプールの攻撃に対して粘り強く対応。
奪うと一気に前に出る。
前半はかなりファールをもらえたので、そこからチャンスを作っていた。
前半27分、セットプレーからピンボールのようにこぼれたボールはブランスウェイトの元へ。
これを押し込みまさかのエヴァートンが先制する。
その後はリバプールもペースを上げるが、なかなかリズム良く攻撃できない。
個人的にはヌネェスが少し足を引っ張っていた印象がある。
しかし、右サイドバックの位置から、ボランチのタスクをこなしているアーノルドからは、やはり良いボールが供給されていた。
リバプールが点を取るためには、もう少しオープンな展開が好ましいか。
エヴァートンは前半のパフォーマンスを後半でも発揮できれば、勝利も見えてくるだろう。

後半が始まっても、前半とあまり変わらず。
エヴァートンが真ん中を固めているため、リバプールはクロスを上げるしかなく、弾き返される展開に。
私がクロップなら、マクアリスターをゴール前でチャンスメイクさせたいのでENDOを投入する。
58分、コーナーキックからカルバートルーウィンがまさかの追加点。
もっとサラーとディアスをサイドに張らせて、仕掛けれるような構図を作るべきではないのか、と感じる。
浮き球ばかりじゃ跳ね返されるだけだ。
ピックフォードも素晴らしいセーブばかり。
ENDOやエリオットを投入するも、流れは変えられず。
そのまま、0-2で試合終了。

リバプールは全体的に疲労を感じた。
サラーやヌネェスは何もできず。
ディアス1人でチャンスメイクをしていたイメージだ。エバートンの固い守備を前にクロスを入れ続けるしかなく、1点が遠かった。
エバートンはピックフォードやターコウスキを中心に、よく守ったと言えるだろう。
個人的MVPは悩んだが、ディフェンスラインをまとめ続けたターコウスキにする。
おめでとう。

これでリバプールは優勝争いから一歩後退か。
アーノルドは攻撃面の貢献は大きいが、それ以上に守備面での不安を感じる。


今回でnote3回目を迎えることができました。
皆さんからかなり好評をいただいております。
21:30就寝 4:00起きにも慣れてきました。
今後も頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?