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大切なことは彼から教わった

最近note内でうちの奥さんの株が上がっており、癪に障るので奥さんのマイナスポイントを紹介しておきます。うちの奥さんはめちゃくちゃ酒が強くて毎晩ビールを5,6本呑むんです!!

こんにちは、コッシーです。


さて、僕は幼少期から本を読むのが好きで、絵本から始まり小学生の時には小説にも手を出していました。赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズなんて好きすぎて何度読み返したか分かりません。

ただやはり本の中でも群を抜いて好きだったのが漫画でした。

ドラゴンボールやキャプテン翼、北斗の拳などのジャンプ系から、6つ上の姉が愛読していた少女漫画系も読んでいました。キモイですね。

数多くの漫画を読んできた僕ですが、その中でも多大な影響を受けた漫画の一つが『ダイの大冒険』です。

伝説のゲームドラゴンクエストの世界をモチーフにした漫画で、勇者ダイたちの戦いと成長の軌跡であり、簡単に言うとゲームの様に世界征服を企む大魔王を倒すまでの漫画です。しかし、ある登場人物により、この漫画の魅力は何十倍にも大きくなったと言えます。

それが誰なのかは、読まれた方なら全員お分かりになると思いますが、言わずもがなクロコダインです

あれほどまでのやられキャラがいまだかつていたでしょうか。

漫画を開けばクロコダインの「ぐわああぁぁっ!!」という断末魔が聞こえてきます。

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冗談はさておき(でもおっさんも好きだよ!)、もちろんクロコダインではなく、その男の名は『ポップ』です。

どんな困難にも勇敢に立ち向かう勇者ダイに対し、連載開始当初のポップは臆病でみっともない人間でした。強い敵が現れれば仲間を置き去りして逃げたり、厳しい修行をすぐに諦めたりと、勇敢で立派なダイのただの引き立て役に思えました。

しかし、物語が進むにつれポップは1歩ずつ、でも着実に成長をしていきます。

自分では敵わない敵にも向かっていったり、自分の命を犠牲にしてまでダイを守ったり、劇中最強と言われる呪文を使いこなしたりと、当初の最弱キャラがウソのように終盤では大きな成長を遂げます。

そんなポップに読者の多くが自分を重ねたのではないでしょうか。

僕もその1人であり、臆病でみっともないところとか、努力をしないだらしないところとか、ちょっとエッチなところとか、でもそういう部分こそとても人間臭くて本当に共感できました。

そんな人間臭いポップがもがき苦しみながらも懸命に『生きる』その姿に大切な事をいろいろと教わりました。

読者のほとんどが思っていると思いますが、このダイの大冒険の真の主役は間違いなくポップです。ポップの成長の軌跡と言っても過言ではありません。

物語の中で彼が残した数々の名言に涙した方も少なくないと思います。


そんな僕の思い出のバイブル『ポップの大冒険』じゃなくて『ダイの大冒険』が昨日からアニメが始まりました。

原作が終了したのが1996年でありなんと24年の歳月を経ての復活です。(途中アニメ化とされたらすまん)

うちの奥さんはダイの大冒険を知らないみたいで、是非僕の青春の1ページを共感してもらいたいと思い、毎週録画をして一緒に見ていきたいと思います。

とりあえず第1印象は、「ダイの大冒険ってダジャレじゃん」と言っていました。

出だし最悪の奥さんを感動させるために、ポップ君には24年ぶりにまた頑張って閃光のようにまぶしく燃えて生きて抜いて欲しいと思います。

(漫画も大人買いしよかな)


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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