さすがにその策には物申したい
こんにちは😃コッシーと申します。
愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。
さて、先日介護のニュースサイトを見ていたらこんなニュースがありました。
厚生労働省はどうやら布製マスクいわゆるアベノマスクを介護現場に対して今後半年ほど月1回ペースで配布を継続していく方針とのことです。
以前に僕は全国民に対してマスク2枚を配布することに対して、このような記事を書かせていただき、批判するよりも前向きに捉えて行動しましょうよ、とお伝えしました。
ですが、今回のこのマスク継続配布キャンペーンには前言を華麗に撤回して言わせていただきたいと事があります。
(考え方はコロコロ変わりますので悪しからず)
【今はもう買おうと思えば買える】
前回に配布した時と今回とでは、マスクの販売状況が全然違うと思います。
前回は配られた時というのはどのお店に言ってもマスクは品切れ状態で買うに買えない状況でした。ですが、今は品薄ではあるものの全く買えない状態ではありません。さらに先々を考えると、また爆発的に流行したら別ですが、マスクの在庫は増加傾向にあると思います。
【全員ではなく必要な人だけで良いのでは?】
マスクの購入が可能になれば、たとえアベノマスクが手元に届いたとしても多くの方が市販のマスクを使うと思うんです。そうなるとアベノマスクは埃を被ったまま一生日の目を見ることはないでしょう。
ただ、アベノマスクを必要とされる方も中にはいると思いますので、申請方式もしくは、役所になどに保管しといて、欲しい方は取りに行けば良いと思うんです。
【税金が結構削減できるよ】
第1弾ではおよそ2,000万枚を配布したとのことで、仮に毎月2,000万枚を半年続けたらいくら税金が使われるのでしょうか。
菅官房長官が布マスクの費用は1枚約200円程度と答えていますので、これを単価に設定しますと、
【2,000万枚×6ヵ月×200円=240億円】
例えば希望者が全体の10%だとすると、単純計算ですが216億円削減できることになり、浮いた税金を他の支援に回すことが出来ます。
政府には様々な事情があり、こんなに単純に行くことが出来ないことは百も承知です。
基本的には政府の決定にいろいろと口を出すのは好きではないので、あまり文句の類は言わない事に決めているのですが、この政策に対しては、介護現場から言わせてもらうと首を傾げてしまいます。
多くの施設でマスクが有り余るのは目に見えていますので、間に合うのであればもう一度考え直してもらいと思います。
現場からは以上です。それではまた。
コッシー
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