機会をどう活かすか

『1日2個まで』と決めて大切に大切に食べていた彩果の宝石ですが、昨日休みの間に全部食べられており、今日の午前中は仕事のやる気がゼロでした。

こんにちは、コッシーです。


さて、以前から医療介護業界で話題を振りまいておりました国から支給される【慰労金】ですが、皆さまのお手元には届きましたでしょうか。うちの会社では先月末に県から会社に振込がありました。

おそらく多くの会社で職員さんに支給が始まっていると思います。もう手にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。良かったですね、美味しい物でも食べましょう。でもお取り寄せにしましょうね。#コロナ怖いよ

ほとんどの会社が振込で職員さんに支給されているかと思います。支給された職員は何の疑問もなく受け取っていると思います。それはそれで全く問題ありませんし、何の文句もありません。

ただこういう機会って早々ないと思うんです。国からの慰労金を支給することなんてもしかしたらこの先一生ないかもしれません。

せっかくの機会を活かすも殺すも考え次第です。そこは愛知県屈指の統括責任者であるこの僕ですから、普通に振込するのは面白くないなーと思い、いろいろと考えました。

その結果うちの会社は現金で支給することにしました。しかも社長から職員1人1人に手渡ししてもらうように手配をしました。

え?振込でも現金でももらえる金額は一緒でしょ?意味ある?と思われた方に僕は言いたい、「一緒だよ」と。でも意味はあると思っています。#金額が変わるわけないだろ

今回の慰労金はコロナ禍の中、感染リスクがあるにも関わらず医療や介護に従事した方へ国が労いの意味を込めて支給するお金になります。

つまり皆さんが頑張ったからもらえるお金なのです。おそらく普通に振込でもらった場合、もらえた事に感謝をするかもしれませんが、多くの人が「自分は頑張ったなぁ」と振り返る事はしないと思います。

さらに支給する会社も国から振り込まれた慰労金を右から左へ対象職員に事務的に振り込むだけで、そこに職員に対する感謝も何もないと思うのです。

それでは慰労金本来の意味を成してはいません。

仰々しくして恩を着せたいわけでは決してありません。ただ自分たちのやってきた仕事に誇りをもってもらいたいのと、会社として感謝の意を伝えたいだけです。


というわけで、銀行から慰労金を全額引き出して(新札だぜ)、封筒に現金を詰めまして、先日職員一人ひとりに社長から手渡しをしました。もちろん「よくやってくれました。ありがとうございます」と労いの声を沿えてです。

普段社長に会う機会がない職員も多くいます。そんな中で社長に労いの声をかけられて、照れくさそうにしている職員や笑ってる職員、嬉しそうにしている職員など様々でしたが、みな一様にとても喜んでいました。


スタッフの嬉しそうな顔が見れて本当に良かったと思うわけですが、よくよく考えると会社は1円も出していないんです。

それでいて、職員に喜んでもらってるというのは、なんか詐欺師みたいな手口ですが、誰も損をしていないと思うので良しとします。

大切なのは、機会をどう活かすかを考える事だと思います。

ちょっとした工夫でみんなハッピーになれるのならその方が良くないですか?

ちなみに僕も慰労金をいただきましたが、僕の慰労金は全額冷蔵庫代へと消えました。#図ったかのように壊れた


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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