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たんぽぽの花言葉に心温まるそんな日曜日

長年ローストビーフを作ってきましたがローストビーフを食べると100%お腹を下すことが判明いたしました。酒作りの天才が実は下戸だったや名獣医なのに猫アレルギーみたいな感じでちょっと天才感が出て逆に良いと思っています。#一緒にすな

こんにちは、コッシーです。


さて、若い頃は全然興味がありませんでしたが、歳を重ねたせいか最近お花に興味が湧いてきました。

興味が湧いたと言っても花を育てたり活けたりするわけではなく、施設に飾った花を眺めては、「美しいなぁ…」とウットリしているだけです。#それを興味とか言うな

入居者にとってお花を眺める行為はいろんな刺激があり認知症の低下やADL等の向上などに繫がりとても良い事だと思います。

まぁ複雑に考えなくても、単純にキレイな物を好きな人と眺めるだけで心が洗われますよね。何気ない日常にほんの少しだけでも彩(いろどり)があるだけで気持ちが晴れることがあります。

そんなことからうちの施設では館内に飾ってあるお花を定期的に入れ替えては、あえて入居者に「今回のお花どう?キレイでしょ」と恩着せがましく声をかけています。#ウザい管理者


先日、一輪挿しを購入しました。

なかなかオシャレな代物で、家の玄関に飾ってみましたがとても良い感じでした。

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このまま家に飾らせて終わるのは勿体無いなと思いまして、施設に持って行き玄関に飾ってみました。

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派手さはありませんが、趣(おもむき)があり凛とした佇まいが美しさを際立たせているように感じました。入居者たちにも好評でしたので、このまま玄関に飾ることにしました。

一輪挿しだからなのか、活けたお花は割とすぐ枯れてしまうため、日替わりで施設の周辺に咲いている野花を摘んできて飾っています。

道端で咲いていても気にも留めなかった野花ですが、一輪挿しにすると急に華やかさが増して、とても美しく感じるなんて人間とは現金なものですね。


散歩がてら入居者と一緒に花を摘みにいくこともあります。

自分が選んだ花が飾られることが喜びにつながり、中には本当に一生懸命花を選ばれる方もみえます。真剣にお花を摘むその姿がまた微笑ましくて、僕はお花よりもそちらに癒されたりしています。


2日前に新しく入居された方がいます。

今日はその方と一緒に野花を摘みに行きました。その方はタンポポを選ばれました。鮮やかに花びらを黄色く染めるタンポポを3輪と近くに咲いていたヒメジョンを少し摘んで一輪挿しに飾りました。#もはや一輪じゃないっていう

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決して華やかではありませんが静かな美しさを醸し出しており、本当にキレイだと思います。新しい入居者もお花を見て嬉しそうにしていました。

タンポポの花言葉の一つに『happiness(幸福)』があります。春の暖かさを象徴するような綺麗な黄色が幸せを運んでくれるようです。入居者やスタッフまたそのご家族、そしてこれを読んでくれているあなたに幸せが訪れることを祈っております。


実は一輪挿しに飾ったお花ごとに勝手にテーマを決めています。

今日の一輪挿しのテーマは三輪のタンポポから『幸せの三(さん)ポポ』と名付けました。

我ながら上手い事言ったなと自画自賛しておりましたが、スタッフはおろか入居者からも誰1人賛同を得られませんでしたので、却下したいと思います。#ダサいとか言うな


今後も一輪挿しは続けていきたいと思っておりますので、おススメのお花などありましたら是非教えてください。


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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