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知ってる?ママン No.37"怒涛の流れ"

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そして翌日も飲み会に結局参加・・・。

少し早めに帰れたけど10時を回っている時間に。

部屋の中に入ると「おかえり~」とみきさんが迎えてくれた。

お風呂に入って頭を拭いていると・・・僕の携帯をもって

「ねえ、さとしくん。あひるのストラップついていないんだけど、どうしたの?」と聞かれパニックに・・・。

そのタイミングで携帯の着信音・・・Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

ポチっとボタンが押された

「今日も会えてうれしかった☆ストラップありがとうね(^▽^)大事にしているよ。もも」の文字・・・・。

「さとしくん、これなに・・・?」あきらかに怒っているみきさん・・・

「前回みたいになったら困るから落ち着いて、本当に何もないから。飲み屋の女の子が欲しいと言うからあげただけで、上司の兼ね合いで断ることもできず・・・」

「言い訳はいいよ、それおそろいだから大事にしようっていったよね。長男君と一緒に選んだんだよ・・・。もう、限界・・・。毎日毎日、ずっと一人で長男君だけで・・・私、実家に帰る。今から準備するから送って行って」

と大爆発。この後はメインストーリーで。

それからというもの実家に戻り、翌日大出血で入院。毎日往復4時間かけて仕事場と病院を往復・・・。2週間くらいで退院。そのあとは絶対安静・・・だったけどみきさんが家にいてくれるだけで感謝。な気分になりました。

飲み屋の子とはみきさんの入院騒動のおかげで縁が切れ、重役も上司が間に入ってくれるようになり、距離が置けるようになりました。

そして、長女ちゃんが生まれてきます。

子宮口を縛る手術をしていたため逆に子宮口が硬くなり破水しているのに出てこれないというアクシデント。

さらに生まれてきてからは、みきさんの方が毎日発熱・・・。赤ちゃんとのふれあいができず。育児のスタートでつまずきが生まれます。

けれど、不思議とこの時・・・どんなに忙しくても頑張れたのはこの家でみきさんとこの子を守るのは僕しかいないんだ。という思いが生まれたからだと思います。

あの時、みきさんにかけた言葉を間違えなくて本当によかった・・・。

心からそう思います。その後の人生で僕はパワハラで鬱になるのですが、その時のみきさんが僕にかけてくれたのは「大丈夫。あなたは今休む時なの。心が元気になったらやってみればいい。それまではお休み」と言ってくれました。お互いに支えあいながら生きていくことができて本当に僕は幸せもんだなぁと思います。

次につづく・・・

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