くじ
たまたま手にした、シャーリィ・ジャクスン短編集「くじ」
ここ数年、ほとんど日本の書物だけしか読んでなく、久々に翻訳物を読み始めたら、翻訳の独特な文体と、外国の名前を読む感覚がなかなか戻らず、随分と読み終えるのに時間がかかりました。でも、途中で止めると一生読まないかもと思い踏ん張って読みました。その慣れない感覚も新鮮でしたが。
シャーリィ・ジャクスン、喉に何か引っかかって取れないうっすらとした悪意のような。奇妙な夢の中にいるような。頭に映像が浮かんで来ます。
決して好きではないような気がしますが、また読んでしまうかもと思う不思議な魅力がありました。
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