大阪動物愛護フェスティバルに行ってきた

2019年11月10日(日)に、大阪城公園で大阪動物愛護フェスティバルが開催されていたので参加してきました。
大阪動物愛護フェスティバルは大阪府獣医師会と大阪市獣医師会が主催で毎年秋頃に開催されているようです。(今年初参加)
会場は大阪城公園内の「太陽の広場」というところで、森ノ宮駅や大阪城公園駅から徒歩5分くらい?でした。
会場は割と広く、30を超えるブース数があり、食べ物や飲み物が買える模擬店なんかも多く出ていました。
会場の中央にステージがあり、そこで災害救助犬のデモンストレーションや北野高校の生徒さんたちによるブラスバンドの演奏など行われていました。

プログラムは以下

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僕は12時半頃行ったので、着いたらちょうどブラスバンドの演奏が行われていました。
災害救助犬デモンストレーション、VMAT活動紹介、動物しつけ教室「実演」あたり面白そうだな、と思いその間は会場のブースを一通り見て回りました。
無料でペットの身体測定が出来たり、迷子札を作る体験コーナーや、獣医師体験コーナーなどあり子供でも十分楽しめるようなブースが多かった印象です。
また、長寿表彰動物写真展というものもあり、長生きしているペットの写真と年齢、飼い主からの一言が添えられており、中には24歳の猫も!(ほぼ自分と同い年笑)
個人的に、関東の方で起きた台風の時に実家で起きたことや、シニア犬の介護に関して興味があったのでそこらへんの話を聞いてました。
埼玉の実家ではシニア犬が二頭いて、この前の台風の際に結局実害は出なかったので避難せずに済んだのですが家の近くの川が決壊していたら家の二階に行くしかないと思ったと母親は言っていました。
実際避難所でペットがどうなるのか気になったので、VMATさんのブースでお話を聞いたところ次の点を教えて頂きました。

◆ 避難所でのペットの扱いは避難所のトップが下す判断による
(室内に入れてもらえるケースもあればそうでないケースもある)

◆ 室内に入れてもらえてもケージの中に入れておくことが条件の場合もあるので普段からケージ慣れさせておくことが必要

避難所ごとに対応が違うのは知らなかったのでちょっと驚きでした。
また、地域の防災訓練にも出来るだけペットも参加させた方が良いとも言っていました。
各自治体によってはペットが来る想定をしていない場合もあるので、実際に起きた時を想定して連れて行く方が自分にとっても地域にとっても良いのだと理解しました。
「訓練」て本来そういうものですね...笑
また、個人的に面白かったのはペット保険のアニコムさんのブースで行なっていた「AIデータアニマルマッチング」という催しでした。
自分の顔写真をとって、自分がどの犬種 or 猫種が混じっているかを判定してくれるというものです。
仕組みは複雑なものではなさそうだと予想出来ましたが、発想が面白いと感じました。
ちなみに僕の結果は...

iOS の画像 (1)

コーギーが8割!笑
足が短いあたりは似ていますけど!笑
一通りブースを見終わるといい時間だったのでステージの方に移動し、災害救助犬デモンストレーションを見学しました。
シベリアンハスキーのオスとメスの2頭がそれぞれ隠れた人を探し出すというパフォーマンスを見せてもらいました。
会場には色々な人間の匂いがある中で、取り乱さず確実に隠れた人を見つける姿はあっぱれでした。
ちなみにそこで知ったプチ情報は、2つありました。

◆ 救助犬は現場では首輪やハーネスなど狭いところを通る際に邪魔になるものは一切装着しない
→つまり、そういったものがなくてもしっかり犬とコミュニケーションとって犬の動きを制御出来るくらい訓練を積む必要があるということですね。

◆ 救助犬は人を見つけた後、影でこっそりおもちゃで遊んでもらっている
→救助犬が人を見つけるモチベーションは「遊んでもらえる」ということだそうです。遊んでもらう人欲しさに救助犬は人を探すそうです。なので訓練時も褒める際に餌をあげるのではなくおもちゃで遊んであげるようにしているそうです。餌をモチベーションの源泉にしてしまうと災害現場で食べ物を探すようになってしまい、人を探さなくなるそうです。

モチベーションの源泉をどこにおくか、という話は個人的になるほどなぁ〜、と思った豆知識でした。

今年初めて参加してみましたが、勉強にもなるし、普通に面白いし、大満足と感じました。
犬を連れてきている方も多く、しつけ教室は参加型のイベントで飼い犬と一緒に参加出来、大人も子供もペットも楽しいイベントが盛りだくさんでした。
来年も参加したいと思いますし、ペットを飼っている方でまだ参加したことない方もぜひ来年ちょっとでも良いので参加してみてください!

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