J-HOPE's BE-hind 'Full' Story

Vが聞いてJ-HOPEが答えるインタビューまとめ！

🐿……ホビ       🐯……テテ（🐻にしたら色味かぶるので今回は🐯さんで）

🐿 どうも！
🐯 どうも！ J-HOPEさんのインタビューを担当させていただくことになりました
よろしくお願いします
🐿 光栄です
テヒョンに担当してもらえるなんて
🐯 J-HOPEさんのインタビューをする機会はめったにないと思いますので
今日は頑張ってインタビューさせていただきます
🐿 いやいや テヒョンさんにインタビューしてもらうのもなかなかできないことだと思います
🐯 またとないチャンスだと思います
🐿 www
これが最初で最後だということですね？
🐯 とりあえず…お会いできて光栄です

🐯 ここでは…インタビューですので、J-HOPEさんと呼ばせていただきます
🐿 おーわかりました
🐯 今回のアルバムBEを準備するにあたって、かなりの数の曲を作業されたそうですが、すべてアルバム収録を前提に作られたんですか？

🐿 アルバムBEではパンデミックのため、準備する時間が結構あって、はじめて多作というのをやってみました
普段はなかなか曲をたくさん書けないんですけど、今回は準備期間に多くの曲を書くことができました
でも正直に言うと、BEを念頭において作ったわけじゃなくて、ただ自分にできる音楽をやってみようと思って…
それがBTSの音楽スタイルに合えばアルバムに入るわけだし、
別にそれとは関係なく、自分の音楽スタイルに合わせて、自分の伝えたいことを曲にしたって感じです
それが結果的に…運よくBEに収録されることになって、正直嬉しいです
🐯 多作をしたと言ってましたが、そのファイルは残してありますか？
🐿 はい！ファイルたくさん残してますよ〜！
🐯 特に愛着を感じる曲とかありますか？

🐿 愛着を感じる曲はたくさんありますね！
ぼくとしては…ぼく個人の音楽ももっと聴いてもらいたいと思ってるので、そのためにもいろいろとキープしてますし
将来それで何か、良いものができるんじゃないかなって夢見たりもしてますので…その音楽で
🐯 ぼくが前にJ-HOPEさんに連絡したことがありました アルバムがリリースされた後だったけど、覚えてますか？
🐿 はい、覚えてます
🐯 ‘병’（Dis-ease）がすごくいいって…すごい曲だって…
🐿 今姿勢を正したの見ました？

🐿 自然とこうなりますねww
🐯 Dis-ease、すごく良かったんですけど…これについてどう思うのか聞いたりしたんですけど、
ヒョンの色というか、雰囲気を上手く出してる曲だと思うので、ぼくもすごく好きなんですけど、
どんなイメージや背景を考えて、曲を作ったんですか？

🐿 Dis-easeという曲は…今のこの状況では、ある意味すごくインパクトのあるタイトルだと思います
병っていうと思い浮かぶのが、ガラスのビンもあると思うし、それこそ病気もあると思うし、いろんな意味を含んだ曲でもあります
ぼくの中では…最初に思ったのは心の病気だったんですけど、今のこの状況を経験しながら…
休んではいるけど、これまで望んでた休みを取れるようにはなったけど、
その休息が心地よいものじゃなくて、居心地が悪かったんです
どうしてこんなに居心地が悪いんだろうって考えてたら、これって職業病なんじゃないかなって思ったんです
何かをしてなくちゃいけないっていう感じがして、曲を作るなり、踊るなり…
そういうのがずっとあって、自然と心理的なプレッシャーになってました
あーこれがあの心理的な職業病なのかなって思って…そこがスタートになりました
それでそういう病を打ち破って、自分の人生を生き続けよう、そういうところから始まったんですよね
そこにみんなの素敵な声と、ナムジュンとユンギヒョンの思いが溶け込んだ結果、すごく…
こんなときだったからこそ作り出せる、そんな曲ができたんじゃないかなと思います

🐯 ぼくたちのスタイルはご存知のように、レコーディングをするときやり方が分かれるじゃないですか
プロデューサーの方と一緒にディレクティングをしながらレコーディングする方法、あるいは1人で…
今回の'Dis-ease'は、1人でレコーディングされましたが、どんなふうに行われましたか？作業されながらどうでしたか？

🐿 この曲は…ぼく1人でレコーディングしたんですけど、
ぼくのラップパートはガイドを使ったんですよ ガイドをそのまま入れたんです
なぜかというと、ぼくがもともと作業したものよりキーが5つ上がったので…キーの作業をしてるうちに…
だから、本当はそれに合わせてラップをレコーディングしないといけないんですけど、変更したキーのラップじゃ元のニュアンスとか、感じを活かせなくて、そこをどうすればいいか、プロデューサーの方と一緒に悩んだ末に
結局ガイドを使おうってことになって
ガイドを使ってみたら、ピッチが割とうまく合ったんですよね
それで、そこはガイドをそのまま使うことにして、アドリブの部分だけ
…ボーカルパートとラップパートのトラックをもらって、そこにアドリブだけ追加して録り直すことになって
自然と全体のアドリブや構成ラインを、ぼくが直接レコーディングすることになったような気がします
でもやっぱり自分でレコーディングをやってみると、その分伸びよるような気がします
ディレクティングするというのは、自分で聴いて自分で判断して、それに合わせて編集までする、っていうことなので
そういう過程を経験することでまた違う面で成長したり、１つの曲のプロデューサーとしてたくさん成長できると思います
🐯 今このインタビュアーは…判断力が足りてないので、レコーディングはプロデューサーと一緒にやります
🐿 いやいや、それは違うと思います！
🐯 ぼくも頑張って、1人でレコーディングして1人で判断してみたいと思います
🐿 テヒョンさんがぼくにガイドを送ってくれることも多いじゃないですか、ご自分で作詞作曲したガイド
そういうのがスタートなんだと思うし、それも悪くないと思います
すごくいいクオリティで送ってくれるので…ぜひやってみてください

🐯 次の質問です
やっぱりJ-HOPEさんといえば、パフォーマンスじゃないですか
ぼくがたくさん研究して、いろいろと勉強してきました
🐿 そこまでしなくても…w
🐯 ぼくはJ-HOPEさんを2021年？いや2011年からファンだったんです
🐿 2011年から？！
🐯 2011年からファンです！
🐿 10年前からじゃないですか！
🐯 ちょうど10年ですね
割と初期の頃からファンなんです
それで、"Hope On The Street"も全部見ました

🐿 ありがとうございます
🐯 動画も全部見たんですけど、J-HOPEといえばやっぱりパフォーマンスだと思うんです
最高のパフォーマンス！！
🐿 いやいや…
🐯 今回のアルバムの収録曲、'Dis-ease'を聴くと、なんとなく体を動かしたくなりますが、ご自分で考えてるパフォーマンスとかはありますか？

🐿 元々'Dis-ease'はパフォーマンスは考えずに、ただ自分が伝えたいことや作りたい曲のスタイルに合わせて書いた曲なので、
パフォーマンスのことは全く考えてませんでした
もしいい機会があってパフォーマンスを加えることになれば、
さっきも この曲のタイトルはいろんな解釈ができると言ったけど、병というのがガラスのビン…とかもありますよね？
たとえば、その中でセットを作って…あー実はいろいろと考えてみたりもしてたんですw
そこでメンバーたちが、踊らずにラップだけしてて、そして最後にガラスのビンを割って出てくるんです！パリーンって！w

🐯 J-HOPEさんはこのアルバムで、'Dis-ease'以外にも、他の曲の歌詞やメロディもたくさん作られましたよね
これは個人的にも興味のあることなんですけど、曲を作ることにおいて最も重要だと思うことはなんですか？

🐿 なによりもまず、「今自分が何を感じているか」というのが1番重要だと思います
そこからインスピレーションを得ることが多いですね
さっきのインタビューで、ジョングクは自分の話で書くより架空の物語を作ってみたいと言ってたんですけど、
すごく不思議でした そういうのはぼくにはできないので…
ぼくの場合は、本質的にどうしても
自分の話をして、自分の感情を伝えることに焦点を当てることが多いんです
あとキーワードもすごく重要だと思います
キーワードについて色々調べてみたり…
たとえば、'Blue&Grey'では、灰色のサイ、という言葉を使ったんですけど

🐿 それも元は経済用語なんですよね
調べてみたら何かこう…問題が予想されているにも関わらず、それを平然と見過ごしてしまう、無視してしまうリスクを指す言葉だそうです
その言葉を使うことで、自分自身とももう1度向き合えるというか…
アーティストという仕事は、すごく大きな不安とリスクを抱えてるけど
そんな先の見えない状況を知ったうえで、それを背負っていく覚悟を決めたから、もう怖くない、立ち向かってみせる
という意味が込められています
そういう部分もいろいろ勉強して、言葉の意味を調べたりしながら…
曲を書いていくことに魅力を感じます
だから、難しいことではあるんだけど、いろいろと調べたり勉強しようと努めています
なぜかというと…父が文学の先生だったんですけど、若いときぼくは勉強を怠ってたので…
今からでも自分にできる範囲内で、結局はパフォーマンスと音楽のことになるけど、
もう少し真剣に勉強して発展させられるように努力してますね
🐯 あの「灰色のサイ」という言葉を初めて見たとき、プロデューサーの方々にこう言いました
ホーリーポーン！

🐿 ホーリーポーンってなんですか…w
🐯 グランドファーザー！
知ってる感嘆詞を総動員しました
🐿 www

🐿 キーワードも使い方が大事だと思います
ただ似合いそうだからって使うんじゃなくて、ちゃんと理解した上で使わなきゃいけないんですけど
ぼくはまだまだだと思います
🐯 ぼくも灰色のサイという言葉の持つ意味は知らなかったんですけど
ただそのフレーズがすごく綺麗だと思いました
意味については知らなかったんですけど…
🐿 'Blue&Grey'にぴったりだと思いました
シュガヒョンがBlue、ぼくとナムジュンがGreyの表現を担当したんですけど
探してみたら灰色のサイという言葉があったんです
それから辞書を引いたりしながら書かせてもらいました
🐯 正直J-HOPEさんといえば、いろんな色が思い浮かびますけど、中でも弾けるイメージが強いと思います
やっぱりJ-HOPEさんはBTSのムードメーカーなので…
ぼくが言うのもあれですが、ポンポンメーカーだけじゃなく
🐿 ポンポンメーカー？！w
🐯 ポンポン弾けるイメージだけじゃなくて、他にもいろんな魅力がありますが、
ここではポンポン弾ける魅力についてお話させていただきます
今回'Fly To My Room'の制作にも参加されたじゃないですか
その曲を選んだ理由はありますか？

🐿 この曲は実は、ぼくたち作業の初期の段階でユニットが分かれてましたよね？
選択肢としては、EDMの曲と'Fly To My Room'があって
これまでとは違う雰囲気の曲をやってみたかったんです
今まで'Just Dance'とか…今までやってきた多くの曲も、EDMやハウスミュージックのような明るい感じの曲をやってきたので、今度はグルーヴな曲をやってみたいと思って

🐿 みんなにも率直にぼくはこの曲をやりたいってストレートに話した記憶があります
それでメンバーのみんなが理解してくれて、この曲に参加できるように配慮してくれたし、
元々自分で望んで任せてもらった作業でもあるし、すごく楽しくて      タイトルも気に入ってたので、楽しく作業しました
ほんとに自分の部屋を旅する感じで…
ぼくだったら自分の部屋で
何をどんな風に見て感じるんだろう
今この時期に、ぼくが部屋の中でできることは何があるんだろう
ぼくが感じられる感情はなんだろう？ とか
それをそのまま歌に込めて、明るく表現しました
🐯 ぼくが思う'Fly To My Room'は、J-HOPEさんのパートで…♪〜사람들 같은 내방 toy들
🐿 え？………あー！はいw
🐯 このメロディがすごく気に入りました
🐿 ww ありがとうございます
🐯 ホーリー…
🐯🐿 ポーン！

🐿 ホーリーポーンってなんなのw
🐯 ホーリーポーン！グランドファーザー！
ぼくが表現できる最大の賛辞です！
'Dis-ease'を作るにあたって、RMさんとジミンさんにSOSを出したとか？

🐯 ぼくその件についてよく知らないんです
どういう出来事があったのか
🐿 これは…いいことだと思います
何でも自分ひとりで解決できればいいんですけど、こういう（出来事）がチームなんじゃないかなって思うんです
自分に足りないところ、自分にできないことは仲間にSOSを出すんです
'Dis-ease'ではブリッジのところの全体的なメロディはジミンに作ってもらいました
それを最終的にぼくがちょっと整えて…
歌詞はナムジュンにお願いしたんです
なぜかというと…最後のブリッジの歌詞はエネルギッシュで、1次元的なものじゃなくて…なんかこう…ファイトのあるものにしたかったんですけど
自分ではなかなかいいものができなくて、アルバムの歌詞全般を担当してるナムジュンに任せてみたらどうかなって思って、SOSを出しました
この3人の力が上手く合わさって誕生したブリッジだと思います
こうしてまた１つの曲が完成したわけだし、すごく良いと思います
これからもちょくちょくメンバーに助けてもらいたいと思ってます
🐯 じゃあ今度必要なときに連絡をくだされば…忙しい身の上ではありますが…
🐿 www 助けてもらえたらありがたいよ
🐯 忙しくても…両足を伸ばして電話してから…
🐿 …両足を伸ばして電話するんですか？
🐯 はい こんなふうに、何かお手伝いしましょうかって

🐿 OK、わかりました！    ビデオ通話しないとですねw
🐯 それでは次の質問です
J-HOPEさんが今作業しているものや、作業したものや今やりたいこと、これからどのように音楽をやっていきたいかについてお聞きしたいと思います
🐿 これひとつは変わらないと思います
自分が感じていることや感情…言いたい言葉、そういうことを表現したいのは変わらないと思います
それを軸に少しずつ肉付けをして…
完全で完璧な！ひとりの人間を作り上げるんです、アルバムという名の人間！
そういうふうに始めたいと思ってます
ジャンルにこだわらないで、今まで表現できなかった、でもやりたいと思ってた…今までやってない、そういうものをこれからは少しずつお見せしたいし
そう思いながら今も頑張って作業してますので、いい機会があってファンの皆さんやたくさんの人にそれを聴いてもらえたらいいなと思ってます

🐯 ぼくインタビュアーは今日が初めてなんですけど、インタビューの間ずっとJ-HOPEさんの顔を見てました
🐿 左頬に出来物ができて悲しいです…

🐯 それは関係ないです
🐿 www
🐯 音楽の話をするとき、すごく優しい顔をしていて、あーこの人はほんとに音楽を愛してるんだな、っていうことがとてもよく感じられました
🐿 ぼくの場合は正直ダンスからスタートして音楽に触れて、音楽についてはまだまだ未熟なところが多くて、至らないところが多いと思ってます
だからなのか、いつも神妙な気持ちになるというか、音楽の話になると自然と謙虚になるというか
なぜかというと、ぼくはまだ頂点に達してないから…
その頂点の基準も人それぞれのはずだから、一概には言えないとは思うけど
とにかく音楽の話になると、謙虚になるというかいつも神妙な気持ちになりますね
🐯 ぼくはやっぱり、ぼくたちの立ち位置って決まってるじゃないですか？
ヒョンとぼくはいつも両端だから、今までホビヒョンの表情を見る機会があんまりなかったんです
🐿 端と端ですからねw
🐯 今日はこうしてホビさんの顔を見つめながら音楽の話を聞くことができて、すごく嬉しいです
🐿 ありがとうございます
🐯 さっき謙虚になると言ってましたけど、ぼくがホビさんくらいの実力だったら自信満々で意気揚々として、肩で風を切って歩くと思います
🐿 いやいやwww

🐯 今日はいいお話をありがとうございました
🐿 最後まで完璧でしたね！
🐯 10年来のファンです
あとでサインを1枚…
いつかJ-HOPEさんのミックステープをLPにして、もっとファン層を広げてみてはいかがでしょうか
🐿 ありがとうございます
🐯 おつかれさまでした！
ここまでインタビュアーのキムテヒョンと、アーティストのJ-HOPEさんでした！
ありがとうございました！

元インタビュー動画↓