アメリカ旅 1日目

午前10時半。シアトル・タコマ国際空港に到着。
長い長い道をあ 歩き、入国審査へ。

そこには怖そうな外国人の保安官がひとり。
いろいろ聞かれたけど、本場の英語はなかなか速くて聞き取れない。もっとリスニングを鍛えていけばよかったなと反省。そんなこんなでアメリカに無事入国。

入国のゲートに潜ったら、今回の旅をアテンド及びホームステイさせてもらう日本人の方と合流した。

アメリカの空港、というかアメリカ全体はとにかくデカい。日本との文化の違いに驚きながら、彼女の車で家に向かう。

道を見渡せば、やはり日本車が結構多い感じはした。10年ほど前にアメリカで大規模なトヨタリコールが起きたが、まだまだ日本の車の人気は根強い。
ちなみに乗っている車はスバル車だ。

彼女の家はバション島というシアトルにある小さな島にある。人口はだいたい1万5000人ほどと言っていた。島まではフェリーで移動する。島まで橋を作る話なんかもあったらしいが、環境問題に意識が高いアメリカ人なのでその話はなくなったらしい。

バション島へ到着し、家に向かう。家はちょうど海沿い。窓からは全面に海が見える。石川県民で海は身近に感じていたが、また別格の良さである。海無し県の人からすると卒倒する。

そしてその後は、島のハイスクールに行って、桜のイベントに参加した。戦前シアトルは全米でも規模が2番目の日本町を形成していたらしく、日系人も多い。しかし第二次世界大戦が始まると、多くの日系人は強制収容所へ送られた。このイベントはその時に植えた桜を大事に守り、維持していく活動の一貫らしい。

参加者は若い人もいたが、ほとんどが老人の方。やはりどこの国も年を重ねると、歴史に関心を持つらしい。英語で歴史のスピーチをしていたが、全然聞き取れなかった。情けない。この話はそのまま高校一年生の教科書に載るくらいの話なんだろうなあと感じながら、英語のシャワーを浴びた。

主催の方もラフに私に話しかけてくれた。恐れず会話することが英語上達への第一歩。積極的に話しかけるしかない。アテンドしてくれる方によると、やはりアジアの中では日本人が1番英語が下手らしい。中国や韓国は間違いを恐れずにガンガンに話すからその分上達も速い。日本人は間違いを恐れて、完璧に話そうとする。これはなかなか変わるもんじゃないなと、同行していた中学生2人を見て思った。恥ずかしいよね。

そのあとはハイスクールのアニメクラブと映画鑑賞。飛行機から24時間くらい寝てないので、寝るだろうなと思いながら、英語吹替、英語字幕を見る。瀧くんの神木くんや三葉の萌音を、アメリカ人声優が出来るのかと疑問を抱いていたが案外よかった。違和感は全くない。君の名はのちょっとしたジョークポイントでは場内も笑っていたので、笑いの感覚は遠くもないのかなと勝手に思った。

帰宅前にアメリカンデカピザを注文し、帰宅後ディナー。食えるかいなとツッコミながらデカいピザを食べる。口内炎がなかったらなあと思い、10時には就寝しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?