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【活動報告】6月春の生き物さがし大作戦キャンプを実施しました!

おはようございます☂
今日は週末の猛暑とは打って変わって、大雨ですね💦
子どもたちは園や学校へ。保護者の方はお仕事かと思いますが、無理せずに
安全第一でお過ごしくださいね💦

さて、先週末6月15日(土)に多摩川河川敷にて、サンサンの太陽の下で春の生き物さがし大作戦キャンプを実施いたしました!

今回は、定員数をはるかに超えるお問合せ数があり、20名近くの方にご検討いただきました。
その中から、最年少は6歳の年長さん。最年長は11歳の6年生という年齢幅の広い子どもたちが14名集まってくれました!
なんとその中で9名がリピーターさん。そして、2月に14名集まった焚火あそびキャンプに参加してくれたメンバーが奇跡の再集結をしました👏

集合場所に着いた子どもたちは元気いっぱい!!
移動の電車の中で「魚を捕まえるんだ!」「秘密基地を作りたいな~」「ちょうちょを捕まえたい!」等、それぞれがやりたいことに目を輝かせ、到着はまだかまだかと何度もせかされました(笑)

電車の中ではまた、キャンプで呼ばれたい名前を決めました。
リピーターの子たちはよく覚えており、「こないだと同じにしようかな。」と特別な名前を大事にしてくれているようでうれしい気持ちになりました☺

河川敷について、スタッフも全員集合!名前を呼んで全員が集まると
まずは遊びに行く前に、自由にあそぶための約束を確認しました。

Koshine!では、子どもたちのやりたいことを尊重し、熱中できる場であることも大切にしていますが、それを叶える為の約束が2つあります。

①始めたことは、責任を持とう。
→ようは、片付けまでしっかりやろうね。ということ。どんな遊びをしてもOK!途中で遊びを変えてもOK!ですが、やりっぱなしにはしないこと。

②人・物・自然を大切にしよう!
→大人も子どもも1人の人であること。大人だから何してもOK!ではないということを伝えています。Koshine!ではもちろん安全管理をしてくれる大人ですが、大人も真剣に遊んでいます(笑)対等であることを伝えます。
そして、貸し出しているものを大切にすること。そして、最後に一番大事な自然を大事にすること。生き物には命があることを再確認しました。

遊びに行きたくて聞いてもらうまでに時間がかかります(笑)

さて、約束を確認したら、何したい~?陸チームと水辺チームに分かれて遊びに行きました。ここからそれぞれの楽しい時間が始まります!

まずは陸チーム。こちらは午前は2名の子どもたちが虫を探しに冒険に出かけました。最年少の年長さんは朝から「ちょうちょを捕まえるんだ!」と私に何度も話してくれていました。
網を貸してあげると、ぱーっと走って消えていきます。
しばらくすると、「とれた~!!!!」え~!!!!早すぎない?(笑)
なんとしっかりとバッタをゲットして帰ってきました!
一緒にいた女の子も、始めは虫は取らない!と言っていたのですが、気づけば網を持って一緒に走りまわっていました☺

時に一緒に、時にそれぞれで獲物を探し、走りまわります(笑)

昼前に一度、わたしが川から帰ってくると、虫かごの中にはいろんな虫がたっくさん!!!
これ二人で捕ったの?!とちょっと疑ってしまうくらいの数が集まっていました!🦋

ちょうちょにバッタに蜘蛛に・・・小さな世界が(笑) お昼に一度放しました!

二人とも満足そうな表情で、報告してくれました✨
そして今日初めましての二人でしたが、同じ目的を持って遊ぶことで、あっという間に仲良くなっていました!

さてさてお次は川辺チーム。
みんなで列になって歩く姿はまるで冒険隊のようです!

川辺について、安全のお約束を確認した後は、それぞれが行ってみたい場所に散り散り。
初めて履くウォーターシューズの中に入ってくる水に「冷たい~💦」となかなか入れない子や、ずんずんと進み、茂みの下を網ですくい生き物を探し始める子と、とても性格が表れました(笑)

足元には小魚がいっぱい泳いでいますが、子どもたちはぱっと網ですくうも捕まえることが出来ません。
「エビ捕って~!」「お魚捕って~!」と周りの大人へお願いをし始めます。
しかし、大人たちは捕ってあげることはしません。
まずは茂みの下を探し、ガサガサ(網)を使って茂みを踏みつけます。
すると網の中には小さなエビがたくさん!!!!
もう一度やって見せると泳ぎ回っていた魚が1匹入っています!!
「お~!!!見せて~!」
と虫かごを持ってきていた1年生のカゴに入れみんなで観察をしました。

すると、さっきまで捕って~!とお願いしていた子どもたちはそれぞれが近くの茂みへ行き、さっき大人がやっていた姿の真似をしてみます。
運よく何かが網にかかる子がいれば、何も捕まらない子も。

どこにいるの~こっちかな?とみんなでふみふみ。
ここにはいるかなぁ・・といろんな角度、場所で験し始めます。
なんか捕れたかな?
6年生はあっという間に魚にエビに集めていきます!

一度網の使い方が分かれば、子どもたちは自分の力で生き物を探しすことができるようになります。
一度でできる子とそうでない子がいますが、それぞれが自分のペースでやりこみ、できないときは捕れた子に生き物がいた場所を聞いたりもします。
これが大事。
大人が捕ってあげるのではなく、やり方だけを意図して伝えれば、あとは自分で何度も試したり、仲間の姿から学んでいくことが、熱中できるカギだと、わたしは思っています。

生き物を触れない子にも網からカップへの移し方をおしえれば、その後は自分で工夫を凝らして入れられるようになったり、いつのまにか触れているじゃん!!という子もいました。

さて、今回最年長の6年生双子は、スタッフと一緒にずいぶんと遠くにお出かけ。姿をみないな~とは思っていましたが、ある時笑顔で「たごたご~!!みて~!!」と帰ってきます。
すると、かごの中には大きなカニが!!!

何年もここで生き物探しをしていますが、わたしも初めてみました💦
新しい生き物に、二人のおかげで出会うことができました。ありがとう✨

さあ、徐々にお昼に近づいていくと遊びに変化が見られます。
生き物探しだけではなく、ちがう遊びが発展していきます。
大人が作っていた堰に興味を持った女の子が一緒に手伝い始めます。
自分の持っていた網を沈めで罠をしかけ、中には自分が捕った貝も入れて、「開いたところを見たい!」と黙々と石を積んでいました。

一方水にぬれることに大はしゃぎ男子たち。
始めは躊躇していたのに、いつの間にか全身水に入って濡れて、この笑顔(笑)さいこ~だね!

こちらは生き物でなくて藻を集めていますけど?!(笑)
みんなの楽しいポイントがいっぱいの2時間となりました。

おなかがすいてきたのでここらでお昼ご飯。
おうちの方が作ってくれたり、買ってくれたりしたお弁当を堪能しました。
中には早く生き物を取りに行きたくてそわそわしながらご飯する子も(笑)

とれたものを何度も見ちゃう気持ち。わかるわかる。(笑)

午後は陸チームが4人、川辺チームが15人からスタート。午後は午前やった遊びをする子がいれば、別の遊びをする子もいました。
ここからは大人が居なくても子どもたち同士で遊びが展開されていきます。

川辺では、さっきカニを取った高学年にあこがれた低学年がちらほら。
弟子入りしてくるちびっこたちを、「え~教えたくない。」と場所は秘密にするものの、取り方は教えてくれる優しい兄ちゃんたち。
わかるわかる。だっていいもの見つけたんだもんね。秘密にしたいよね。

石の下にいるんだよ。あとは自分で探してね!と、ドライなにーさんたち。(笑)

午前よりももっといいもんを取りたい低学年チームはにいさんたちの姿をよく見ています。遠くまで出かけて行きました。

いざ、未踏の地開拓へ!

午前よりもみんなの技術も回数を重ねてレベルアップし、どんどん大きな獲物が姿を現してくれます。子どもたちも嬉しくて、何か捕れるたびに近くにいた仲間が集まって観察をしたり、捕まえた仲間を「すごいな!〇〇!!」
と称えたりしていました。

なんとザリガニまでいました!なかなかお目にかかれない!

朝はあんなにも大人に集まって、捕り方を聞いていた子どもたちも、あっという間に自分たちの力でいろいろな生き物を見つけ、お友だちの輪を超えてみんなであーだこーだ言い合っています。
なんとほほえましい光景。
最後にはきちんとさようならをして、生き物たちを家(川)へ返してきました。ちゃんと命を大事にすることもできていました。

なんてはなしていたんだろうな~と気になりますね。(笑)

午前に水辺を堪能したので、もう入らない!といしていたメンバーもそれぞれの楽しみ方をしていました。Koshine!ではやらないという決断もOK!
Nちゃんは午前に川に入ったのであとは陸であそびたい!と、生き物探しをせずにスタッフとともにクラフトづくり。午前から陸であそんでいたTちゃんも一緒にやっていました。

ん~なんだろうこれ(笑)そうだ、〇〇にしよう!

机を作ったり、キーホルダーを作ったりと、何をつくっているのかわからな~い!と言いながらもイメージを持って作ったり、書いたりする二人。
キャンプに来た思い出が作れましたね👏

おやつを食べて帰ることには低学年はもうぐったり!!💦
帰りの電車ではいろんなアクシデントがありましたが、子どもたちは弱音も吐かず元気に解散場所まで帰ってきました。

なんだかこの1日で少し逞しくなったように感じます。
これが欲しい!捕まえてみたい!という強い意志があり、そのために一生懸命になり、何度も何度も繰り返しやってみる粘り強さ。
この気持ちに火がつくことで夢中になれるし、同じ目的を持っている仲間が見つかると、友達の輪を超えてつながることができるのでしょう。
サンサンの日差しに負けないくらいキラキラと、そしてイキイキしている子どもたちでした。

さて、まずは今回のキャンプに参加してくれた14人の子どもたち。本当にありがとう!
そして、初めての参加の方もリピーターの皆様もわたしたちを信じて大切なお子様を送り出してくださった保護者の皆様。本当にありがとうございました。
最後に、暑い中子どもたちとまっすぐに向き合い全力であそんでくれた4人のスタッフにも感謝を!本当にありがとう✨

次回は7月27日(土)~28(日)は宿泊キャンプを実施予定です!
まだ少し先ですが、ご予約についてはインスタグラム、HPにて公開いたしますのでお待ちくださいませ。

今月もありがとうございました!
また、次のキャンプでお会いしましょう!

Koshine!多胡(たごたご)







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