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学習性無力感を克服するヒント

1/29(土)は午後から渋谷へ。
目的は寺田真理子さんの新刊
『古典の効能』出版記念
トークショーでした。
https://taiseido.co.jp/sbd20220129.html
 
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会場には女子会仲間やベストセラー
作家、介護福祉専門の編集プロダク
ション社長、そしてこのメールの
愛読者で何度かメールをやり取り
した方と初めてお会いすることが
できました。
 
この日の寺田さんの装いは着物姿。
ご自身で着付けなさったと聞いて
ビックリしました。
 
トークショーでは本書の誕生秘話や
寺田さんが古典に傾倒するきっかけ、
山上憶良を綴った幻の原稿など、
ここだけの話が満載でした。
 
大谷更生が最も印象に残ったのは、
大伯皇女(おおくのひめみこ)の
エピソードで紹介された「学習性
無力感」でした。
学習性無力感とは
「やってみたけどダメだった」
という経験が続くと、人は
「どうせやってもダメだろう」
と考えて挑戦すらしなくなって
しまう状況のこと。
サーカスの象やノミの事例が
よく知られています。
 
このお話を伺ったとき、現在の日本
全体を覆っている閉塞感の根っこに
あるのは学習性無力感ではないか。
そんなことを感じました。
 
学習性無力感を覚えたときに
どうしたらよいか、本書で寺田さん
はこう語っています。
「気持ちが動くことを、自ら止めて
しまうことがないように」
 
 
大谷更生も大きく頷きました。
こういうときは、我慢して自分の
気持ちを押さえつけようとしても、
何もいいことはありません。
 
ネットとテレビを遮断して、
自分の根っこにある気持ちと
しっかり向き合って、気持ちの
動きを味わう。
 
じっくり向き合う時間を取って
静かに味わうことができたら、
少しは軽くなるのではと思います。
 
トークショーの様子は大盛堂書店
YouTubeチャンネルでご覧いただけ
ます。
https://www.youtube.com/watch?v=VqslYiT6ra8

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