『コンフィデンスマンJP』#3

 

 「美術商編」御覧いただきありがとうございます。これから観てくださる方も。
 1とも2ともまたテイストが変わり、ややインテリ風味な話だったかもしれませんがお気に召したでしょうか。
 美術、芸術の話は詐欺師ものでは定番。何をもって価値が決まるのか、何をもって本物といい偽物というのか実に曖昧。まさにコンフィデンスマンの世界。劇中で出てきたメ—ヘレンはじめ歴史上にはたくさんの贋作画家がいて、今も真贋が不明のものがたくさんあります。僕らが本物と思ってるものが偽物で、偽物と思ってるものが本物だったりするかもしれません。
 石黒賢さんやはりかっこよかったです。石黒さんと言えば石川先生を真っ先に思い出す方が多いのではないでしょうか。『振り返れば奴がいる』は僕も勿論大好きでした。でも25年も前だから若い方は知らなかったりするのかな。決してストーカーの話ではありませんよ。ただ実は僕は70~80年代にドラマを一番見ていたので、石黒さんと言われて真っ先に思い出すドラマは、『花田春吉なんでもやります』だったりします。何でも屋の武田鉄矢さんの舎弟みたいな役だったんですけど、わかる人は少なそう。
 伴ちゃん役のでんでんさんもさすがの存在感でした。でんでんさんとは『鈴木先生』他でご一緒していて対談させてもらったこともあったっけ。初めてお会いした時は「お笑いスター誕生で、みんなハッピーかい?と言ってたでんでんだ……!」と感動しましたが、わかる人はもっと少ない?すみません。「なんででんでんと言うんですか?」と聞いたら、とても丁寧にお話してくださり、お話は面白かったけど結局なぜでんでんなのかはわからなかったという思い出もあります。あの人は何者なんですかね。
 ユキちゃん役の馬場ふみかさんもかわいかったですね。そして長澤さんの中国語訛りにびっくりしました。あれすごいよね。
 ところでこのドラマは現場のスタッフさんがとても大変。でもとても優秀。ダー子のスイートルームは勿論、今回は伴ちゃんの贋作工房も一度きりじゃ勿体ないくらい見事な出来でした。美術部さんには頭が下がります。たくさんの油絵をハイクオリティに制作してくれたのは画家の中島健太さん。どれも素晴らしかったですね。「初恋」とか売りに出たら欲しいかも。ダー子のフェルメールは誰が描いたんだろう。ネットオークションに本当に出してみたらどうなるかしら。
 さて、次回も美術部さん大活躍の「映画マニア編」。映画マニアのパワハラ社長を佐野史郎さんが演じてくださってます。だいぶ笑い寄りの回になるかも。ふざけすぎてたらごめんなさい。
 月曜9時に会いましょう。

 ちなみに、ダー子語で、ピロウビジネスとは……まあこれはいいか。

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脚本書き。

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コメント1件

「ピロウビジネス」は造語でしたか。すっかり騙されるところでした。
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