『コンフィデンスマンJP』#2

 「リゾート王編」観てくださった方々、誠にありがとうございました。
 吉瀬さんとても素敵でしたね。いいだばし六郎太の師弟と、ダー子の松山美咲も気に入ってます。多美ちゃんもよかったね。そして第4のコンフィデンスマンも登場しました。五十嵐は今後も神出鬼没でからんできますのでお楽しみに。
 1話は田中亮監督。2話は金井紘監督作でした。3話はまた変わります。毎回、舞台となる業界も変わりテーマも変わるのでいろんなテイストを楽しんでいただけたらと思います。
 実は、脚本を最初に書いたのがこの「リゾート王編」でした。もう1年くらい前なので懐かしい限り。このドラマは、脚本を書いた順番も、撮影した順番も、そして放送する順番もバラバラです。いろんなことを考えて放送順を決めてます。ゴッドファーザー編を1話にしたのは、ハチャメチャなことやりまっせ!という決意表明というか宣戦布告みたいなものですね。各話が独立した物語だからこそ出来ることで、今回やってみたかったことの一つです。でも画面をよーく見ると細かい部分で他の編とリンクしている遊びがあったりするので、あとで繰り返し見ると新たな発見があって楽しいかもしれません。
 さて、3話は「美術商編」。美術界が舞台で、高慢な美術鑑定士を石黒賢さんがいやらしく演じてくださってます。芸術に本物と偽物があるのか?監督は三橋利行さん。
 ではまた月曜9時にダー子に騙されましょう。

 ちなみに、ダー子語でオサカナとはもちろん騙す相手のこと。獲物、ターゲット、標的、まと、などなどいろいろ考えたんですが、もっとダー子らしい言い方をと悩んだ挙句、オサカナにしました。子猫とはアルバイトの協力者のこと。これもお手伝いとかオトモダチとかいろいろ考えていたなかで、大泉洋さんがご自身のファンのことをおふざけと愛情をこめて「子猫ちゃん」と呼んでいることを思い出し、イヤでもそのままもらうのも節操ないしなあ、とかぶりを振ったのですが、「簡単なお手伝いをして、釣り上げたオサカナのおすそ分けをもらう」という意味を考えたら子猫よりぴったりの表現はないと思い至り、決めたのでした。

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