『コンフィデンスマンJP』#5

  「スーパードクター編」観てくださった方、これから観てくださる方ありがとうございます。
  野々宮ナンシーは、人物を作ってるときから自然とかたせ梨乃さんが浮かんできて、提案したら引き受けてくださったのでとても嬉しかったです。色っぽくて強欲で、最後にあっけらかんとした笑い。魅力的でした。
 永井大さんもハマってましたね。この役がハマるのはご本人としては複雑かもしれませんが。
 田淵医師は、脚本では「しょぼくれた冴えない陰鬱そうな中年医師」と表記していました。こういう役をどなたに、と話し合うと九分九厘、正名僕蔵さんになります。ほぼ僕蔵独占市場です。大好きだし、素晴らしい俳優なので当然と言えば当然ですが、日本はまだまだ俳優が少ないなあとも思います。もっといろんなタイプの優秀な俳優が増えるといいです。
 山田孝之さんは、長澤さんと映画で共演した縁で「どこかでちょっと出たい」ということになったらしく、ジョージ松原でよければ、という提案を快諾してくださったそうです。せっかくなのでジョージのセリフを増やそうかとも思ったのですが、寡黙な役と決めていたので、ほぼ腕叩くだけ。僕からの感謝として「あんたは仕事を選んだほうがいい」というボクちゃんのセリフを足しておきました。切ないラブストーリーである映画に支障が出ないことを祈るばかりです。
 今回の脚本は実はわりと最後のほうに書いたものでした。なので振り返るといろいろ飽きてきてかなりやりたい放題。リチャードにいたっては話に関わってないこと甚だしく、ただ小日向さんで遊んでただけのような…。
 監督は、「ゴッドファーザー編」を撮ってくれた田中亮さん。田中さんは、「医龍」や「コードブルー」など素晴らしい医療ドラマをたくさん経験してこられた方。その実績と力を今回の話でぜんぶ台無しに……いやいや存分に発揮してくださいました。オペシーンさすがの緊迫感でしたね。
 さて来週は、内村光良さん登場「古代遺跡編」です。遺跡、土器、土偶、古代文書、ああ現場が大変そう。まだ寒さ厳しい中でみんな頑張ったそうなので観てくださったら幸甚。だんだんハートウォーミングな話も増えて行きます。
 ちなみに、勢いで書いてしまった「パイルダーオン」ですが、長澤さんは医療用語だと思っていたそうです。現場の若いスタッフもほぼ知らなかった。これを読んでるあなたも知らない?じわじわ来てるぜジェネレーションギャーップ。

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脚本書き。