
甘いものの「裏側」
みなさん、こんにちは!
京都市北区の小佐々歯科診療所です👨⚕️
みなさん、お子さんに「甘いものはだめ!」と言っていたり、思っていたりすることはないでしょうか?
それは一つに「むし歯になる」というのが、歯科的には問題になる甘いものの「甘い罠」の一つですね😎
甘いものというのは「むし歯」以外にも体に対していろんな作用を引き起こします。
今日はその中の一つ「血糖値のジェットコースター化」をお伝えします
<血糖値が急激に上昇>
まず甘いものを食べると、当然ですが、糖が体内に入ってきます。
そして血液中の血糖値がズドンと上昇します↗️
「甘いものを食べると元気になる♡」
となるのはこの血糖値の上昇によるものです💪
<血糖値が急下降>
ここで血糖値が上がると、体はびっくりして
「はよ血糖値を下げろー!!」
となって血糖値を下げる作用を働かせていきます(インスリンというホルモンが分泌されます)
ここでグッと上がった血糖値はインスリンの作用によって大きくガクッと下がっていきます↘️
<再び血糖値の上昇>
ここで血糖値が急降下したら、次は体内は
「こんな血糖値が下がったら死んでしまう!!あげろあげろ!」
となります。
もう体の中はてんやわんやですよね💦
血糖値を上げるために体内ではアドレナリンというホルモンが放出されて
再び血糖値は上昇して段々と普段の血糖値に戻っていくのです
<自律神経への影響>
この血糖値の急上昇、急降下によって自律神経は大きく乱れます。
インスリンが放出される時には副交感神経が関わってきますし、
血糖値を上げるアドレナリンが放出される時には交感神経が優位になる
このように自律神経が安定しないので、甘いものばっかりとるような子はキレやすかったり、極端に静かになりやすかったりと情緒が安定しなくなる傾向があります。
甘いものは中毒性もあるので、子どもの時から甘いものをたくさん与えることはいろんなリスクが伴ってくることをご理解していてください!(かと言っても食べてしまう)
何事もバランス!
甘いものとはうまく付き合っていきましょう😊
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