短文:またやってくれたぜ!絶対他下げしないとインタビューに答えられない男!
こうなってくるとむしろ期待通りで愉快だなって感じなんですけど、また例のB社の社長が他界隈の文化を下げることによって自界隈を上げる論法をやっていて、本当に愉快でした。具体的には「うちわやボードやメンカラ」を悪いもの、「人気が一目でわかってアーティストのやる気を削ぐもの」として下げてたんですけど、 社長の言い方offensiveだってファンの人も気がついたんだろうな、「その界隈を下げるわけじゃないけど」って言ってたんですけど、いやいや下げてるよ!って感じで面白かったですねぇ。
「攻撃してるわけじゃないんだけど」
「いや攻撃してるよ!」
って言う、このやりとり、既視感めっちゃある。と思ったらこの前見たWWYDでした。
私、”What would you do?”、略すとWWYDっていう海外のテレビ番組を公式のYouTubeでうわ〜っと見ることが3年に1度くらいあるんです。この番組は今はどうか知りませんが有名なのは誰かがひどく困っていたり、侮辱されたりしていた時あなたはどうするか?という社会実験ドッキリみたいなやつです。対象は芸能人ではなくて一般の人。例えばアフリカ系の男性ベビーシッターが白人の子供のベビーシッターをしているのを見て、本当に数年面倒を見ていたんですけど、見た目から犯罪だと思い込んだ人が通報しちゃった、と言う実際の事件をドッキリに選んだりとかそういうやつです。どうかな〜と思う部分はあれど、世界には優しい人がいるんだな、正しいことをしないといけないなって感じさせてくれる番組。やり方は考えた方がいいなと思わされますけど。
私が見たのは、白人の母親がアフリカ系の8歳くらいの女の子とレストランでご飯を食べているのを見て、白人の女性が「それはあなたの子?養子にしたの?」と聞いて、その質問自体もちょっとギョッとするような質問ですけど、それに母親がそうですと答えると「わざわざ黒人の子を選んで養子にしたの?黒人の赤ちゃんレスキュー隊ってわけ?」と攻撃的な物言いをするって言うドッキリ。それを目にした際にあなたはどうする?って言うやつです。ある白人の男性が見ていられなくて口を挟むんですね。「あなたには関係ないでしょう。どの子を養子にしたっていいじゃないですか」って。その男性自身アフリカ系の養子を取っている人で、自分の娘の幼い頃を思い出して黙っていられなかったんですね。その男性の批判に対して攻撃役の白人の女優は「別に黒人の子供を養子に取ったことを攻撃してるわけじゃないんだけど」と言いかけるんですが、その男性は被せて「いいや、あなたは攻撃しているよ」って言うんです。
この「うちわ・ボード・メンカラ文化はアーティストのやる気を削ぐ」と言う発言が攻撃的か、そうでないかって、言った方が「攻撃しているわけじゃない」と言っても聞いたほうが「攻撃的だ」と感じたらそれまでですよね。
「攻撃するわけじゃないんだけど、あなたの目って飛び出てて出目金みたいだよね」と言われたとしていくら頭に「攻撃していないんだけど」がついていたとしてそう思えます?
これは別で書きたいなと思うのですが、うちわ、ボード、メンカラ文化を「人気が可視化されてやる気を削ぐ」としか捉えられないのはB社社長の分析が甘いせいです。というか分析も何もしてないよね。単に他界隈の悪口言ってるだけです。ちょっと調べれば素敵な話が山ほど出てきますから。ここでも軽く例をあげますと、例えば休養中のメンバーのメンカラでドームが一面黄色とかオレンジとかに変わるとか、お誕生日にドーム一面ピンクとか緑の海に変わるとか、メンバーが外周に立つ曲でその周辺の人が自主的にペンラの色を変えることで、自動制御じゃないのにドームが綺麗に事前打ち合わせでもあったかのようになったりとか、長年応援してきてくれていたファンがうちわに「私たち結婚しました」とか「赤ちゃんが生まれたよ!」とか書いてくれることでメンバーとファンとの間にコミュニケーションが生まれたりとか、「○○くん(休養中のメンバー)元気?」って言ううちわにメンバーがうんうんって頷いてくれたりとか、その公演に出られなかったメンバー(怪我、インフル、コロナなど)のメンカラのペンライトつけている人に他のメンバーがファンサしてくれたりとかね。ツアーの最初の方の公演のMCでできたキャラ(お化け屋敷の案内役風の執事の爺さん)の名前を書いたうちわをファンが作って次の公演掲げて見せると瞬時にその執事の爺さんになってファンサしてくれたりとか。その対応力がすごいしうちわ作るスピードはやいファンも面白い。
あとですね〜Bのファンが勘違いしてるなと思うので言うんですが、ボードは分かりませんが「ペンラとうちわのあるライブは見にくい」はないです。みんな胸の高さでやってるしペンラも後の人の視界を遮らないようにあげてますから。本当に現場行ったことある?空想で言ってない?たまに気の狂った一部のジュニア担が、自担が出てきた時に神輿を扇ぐみたいにうちわ上げることはあるかな?私のジャニオタ人生で2人見たことありますけど「見えないです〜」っていうと下げてくれますよ。本当にうちわやボードで視界が著しく妨げられるならもっと前にうちわ文化もボード文化も廃れるよ。何言ってんだって。
それに「人気が可視化されることで不人気メンバーのモチベーションが下がる」と言うなら、B社のランダム個人グッズはどうなのか。
あれ、めちゃくちゃ誰ファンが多いかはっきりわかりますよ。しかも誰の目にも明らかな形で。私の好きなJ界隈、そしてKのPOPな界隈やその影響の色濃い界隈はメンバー指定で変えますから、ほぼグッズの交換ないです。後からファンになって過去グッズがほしいからフリマアプリで買うとか無限回収してるとか、数少ないランダムグッズ(Jの界隈にはないですがKのPOPな界隈は小さいものだとたまにあるのかな)であるくらいです。
でもCDにランダム個人グッズつけて複数買いをしてもらおうとしているB社のアーティストはどうです?アクスタやくまではっきり可視化されてるじゃないですか。エゴサ禁止?禁止って言ったってスマホ取り上げるわけじゃないでしょう?友達から言われることもあるんじゃないかな。
本当に人気がメンバーに可視化されないようにしたいなら、個人グッズ一切出さないことです。
それをやらないから結局口だけなんですよね〜!と言うことが年末にも明らかになりました。
まぁランダム個人グッズやらないはできないよね。それなくすと数字が下がっちゃうもんね。
結局彼は他下げしないとインタビュー1つ、ツイート1つできないコンプレックスくそデカ男ということがはっきりして面白いです。愉快な野郎だなぁ、彼。
彼って何かを当てこする度に自分のところも同じこと、もしくは一層どうかと思うことやってて自己批判になってて「え?何?自分で自分を傷つけようとしているの?」みたいになってて滑稽ですよねぇ。周りにYESマン以外置いてないのかな?
でもなんでSKY-HIは「他界隈の文化を下げることによって自界隈を上げる論法」しかできないんでしょうね?
オタクにはたまにそういう人いますけど、人前でインタビューに答える立場の人でこの論法使ってる人、私ほぼ見たことないんですけど。ぶっちゃけ記憶にある限り彼以外に見たことない。みんな自分のところを褒める時に他界隈を引き合いに出したり比べたりしなくても物を書けるしインタビューに答えられてるよ?なぜ彼だけはこの構文でしか話せないの?
少なくともJの界隈とラポネとLDHでは私が読んだ限りでインタビューでこの論法してる人見たことないです。LDHの社長のインタビューとかLDHがむちゃくちゃ急拡大してる時期よく読んでましたけど、インタビュアーがJ事務所を悪く言わせようと仕掛けるんですけど(だってその方がセンセーショナルで記事の閲覧数増えますものね、短絡的ですけど」、あそこの社長はそれに絶対乗らなかった。同業他社にもそこのファンにもそこの所属タレントにもそこの文化にもちゃんと敬意を払って、それでいてちゃんと自分のところの独自性や魅力を伝えていました。インタビュアーの短絡的な挑発に乗らないで非常にクレバーだなーと思った。
でもBの社長は、少なくともこの点においては全然クレバーじゃない。あんまりもの考えないで発言しますよね。自分が口に出した言葉が相手にどう受け取られるか、それがどう自分に跳ね返ってくるかを予想するの不得意なんじゃない?どんなもんなんかな〜。