灰色の春(2014年作)
2009年から数年だけの予定で移り住んだ岩手県遠野市で2011年3月を迎えた私の、もやもやとしたひと月の記録です。国内でも相当に珍しいポジションであの震災後の日々を経験したのではないかと思っています。
キャラクターは当時連載していた「遠野モノがたり」(竹書房刊)の主人公"なのか"をそのまま使わせていただきました。また、この作品はコミティア実行委員会発行・双葉社発売の「コミティア30thクロニクル 第3集」にも収録されていますが、この公開にあたりコミティア代表・中村公彦氏に了解をいただいております。皆様のご厚意に感謝いたします。
そのコミティアで2014年から同人誌として1000部を売り上げ(現在は完売)、その収益を全て遠野市の被災地支援団体「遠野まごころネット」に寄付いたしました。この記事も最後に課金記事へのリンクを設けてあります。内容は本編にほぼ関係のないしょうもないアフタートーク的漫画1ページですが、こちらの収益も全て遠野まごころネットに寄付の予定ですので気になった方はご購入いただけますと幸いです。
全編記憶に忠実に描いたものですが、3年後の2014年に書き起こしたものですので、万が一記憶違いによる事実誤認等ありましたら申し訳ありません。
この下は有料記事です。よろしくお願いします。