歌撰恋之部 (その4) 3 マノヒロミ 2016年4月2日 13:52 ¥100 神田の新し橋を渡り、おとみは柳原を意味もなくうろついていた。土手に並ぶ古着屋の一軒に入り、買いもしない路考茶の着物を手に取るうちに、ため息が漏れた。 一体、あたしは何をしてるんだろう。 ダウンロード copy ここから先は 5,222字 ¥ 100 購入手続きへ ログイン 3 ご覧いただき、ありがとうございます! 小説、写真等、気に入っていただけたら、ぜひサポートお願いします。とても励みになります。 記事をサポート