パイピングについて少し語る
縫い代の始末や
端の始末の処理として
パイピング始末があります。
生地をバイヤス状（斜め）のテープにカットして
両端を内側に折り（両折れ）
中心を山折りに折って
縫い代や端を挟んで包んで
縫い合わせる始末
こんな感じ
既成のバイヤステープを使用する場合と
表の生地で同じ生地でパイピングする場合があります。
既成のバイヤステープの場合
材質や色は限られますが、
パイピングとして縫えば使用できるように
加工されており使用も便利で生地加工の必要が無く
簡単です。
色も多く揃っており
材質もコットン混（T/C）からサテンやナイロン調、
メッシュ。キュプラ（デシン）のものまで
生地の種類や物性、色に合わせ
幅広く揃っています。
どうしても同じ生地でパイピングしたい！
そんなデザインは生地をカットして
バイヤステープ自体を製作しなければなりません。
斜めにカットするとは言え
生地を大量に使います。
バイヤステープに向かない生地などもある為
コストは上がる傾向にあります
またサンプル縫製時はそのまま生地を裁断して
バイヤステープを作りますが
量産の場合は非効率の為
専門の加工屋に依頼して
制作する必要があります。
当社では既成でも生地加工でも
生地加工の量産でも対応しておりますので
パイピングなどもデザインの一部として
活用されてはいかがでしょうか。
