宇宙からきたかんづめ

大掃除をしていたら、押し入れの奥から出てきた本！！私はこの本が大好きだった。

男の子が、たまたまスーパーで手に取ったパイナップルの缶詰。頭の中に声が響く『そっと棚に戻せ！』どうやら缶詰は宇宙から仕事でやってきた宇宙の人の休憩所。。そんな始まりなんだけど、缶詰が男の子に話してくれる話しが凄くおもしろい。虚構かと思いきや、男の子という現実とつながっている不思議。

桃の様な形と色をしたタイムマシンを作る事に成功した博士が、600年前に行く途中に1ミリ程の隙間から時間がしみ出てしまい、タイムマシンの中が70年ほど逆戻りした。赤ちゃんに戻ってしまった博士がスヤスヤ眠っているタイムマシンは川に落ちて川で洗濯しているおばあさんに見つけられる。笑笑、、

小さな頃夢中になって読んだ佐藤さとるさんの本に何だか癒される。夢みたいな事が次々と現実になってきている今。SF童話みたいな思考、これからの時代に凄く必要な気がする。