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外出れねえし音楽聞くか②BUCK-TICK編
前回のGLAY読み返してオタクの早口感否めなくてひとりで笑った。言語化出来てなさすぎい!
本日はBUCK-TICK様のことを書こうかなと。
つい先日SWITCHインタビューにボーカルの櫻井敦司さんがでておられましたね。
SWITCHインタビュー、とても良かったです。特にヒロシ兄貴の「自分にとっての神様だから会いたいけど会いたくない」って気持ちワカルワァと唸った。
あと「納豆食べるんですか!?」「(パジャマで過ごしてると聞いて)パジャマァーーーー!?!?!?!?」って言ってるのが面白可愛くて。櫻井さんも笑っておられたけど、微笑まし…マブシ…ってなってました。幸せ空間。癒された。
番組で櫻井さんのお姿を見て、すごく物腰柔らかというか、とても静かに人の話をお聞きになる方だなあと思いました。
なんていうんでしょう、櫻井さんに漂う空気が静かに感じるというか、音がしない…っていうとなんか変なんですけど。(ミュージシャンの方にいうことじゃないですね。すみません。)
無色透明で透き通った空気がするのかな。ウ~ン、とにかく静かな時間が流れてる人?という印象でした。長年のファンの皆様が櫻井さんをどう見てるのかとても気になる。
まあそれはひとまずおいといて、今年ももうGWですが生憎お外に出られませんから、今日も個人的な推し曲ぶちかましていきます。
前回なんかもう溢れるままにドバドバドバイって感じで書いてたので今回は私が読み返してもわかりやすいようにしようと思います。
個人的BUCK-TICK推し曲①「鼓動」
今現在聞いた中で特に一番好きなBUCK-TICK曲。
歌詞が好き、これに尽きる。
生きていたいという激しい望みに小さな謝罪と感謝が添えられる。そして美しくて儚いこの世に悲しいことは何もないって囁かれたら、何かほんとにそんな気がしてきちゃう。ああ、そうなんだなあって…。
寝る前に聞くと凄く穏やかな気持ちになりますね。時々凄い泣けてきて三回に一回は布団の中で大泣きするけど。
なんていうか、BUCK-TICKの曲、すごくお母さんみたいな温かさがあるというか。
鼓動も「悲しいことは何もないのよ」ってお母さんの膝で頭を撫でられているような感覚に陥る。「Moon-さよならを教えて-(推し曲)」とかも大好きなんですが、それからもお母さんって感じがする。
バブみっていうとオイッ!!!って感じなんですけど、BUCK-TICKの曲ってバブみがすごい。
何でしょうね、言い方が難しいけど「帰る場所」っていう感じのイメージ持ってたんですが、櫻井さんが去年のインタビューで
………この世に生まれて、“いろんなことありましたね。疲れましたね。じゃあ帰りましょう”みたいな。そういうストーリーができればいいな、と思って。……
って言ってた記事見て「それじゃん!!!解釈一致した……………(???)」って咽び泣いたのを今でも覚えている。(?)そういうストーリー性が、どこからともなく母というイメージを運んでくるのかもしれない。かもしれない。
(インタビューはこちら:https://www.barks.jp/news/?id=1000189130)
BUCK-TICKの楽曲はGLAYとはまた違う生々しい温かさがある気がしてます。もっと人間の体温に近い、滑らかで柔らかい匂いがする。
死とか、生きるとか、そういう題材がそういう風に感じさせるのかなあと思ったり、思わなかったり。(フ、フィーリング感想~!)
あと、去年鼓動のMVのコメント欄読んでいたら「100日間生きたワニ」(アイコンも満面の笑みのワニくん)って名前のアカウントがコメントで鼓動の歌詞書いてたのがあまりにも印象的で今でも思い出します。
ワニ君が「生きていたいと願う、愛されてるなら…」って書いてるの、なんかもう、えもいわれぬ何かがこみ上げてきて、一人で悶えた。
まだあるのかわからないけど。
個人的BUCK-TICK推し曲②「独壇場Beauty」
初めて聞いたBUCK-TICK曲です。ルナフェスでのこの曲のパフォーマンスが動画で上がってるのを見ちゃいまして、ワア~~~~~すごいカッコイイ!BUCK-TICKすごい!ウオオ!!!ってなった曲。
同時に櫻井さんが美しすぎて「こんな美しいお方がこの世におるんやな…」と驚愕した。
曲調がとにかく好き!って感じなんですけど「神様も使えないな、それなら派手に(勝手に)やっちゃえ~」って歌詞から無邪気さと艶めかしい色気が漂ってきてお気に入りです。
思うがままの人生、櫻井さんに笑ってみてて貰えるなら頑張って平らげたいよなあ!!!!
(作中の「俺」が櫻井さんかはわからないけど)
また、アルバムで独壇場Beautyの次の曲の「羽虫のように」もめっちゃ好きですね。
個人的BUCK-TICK推し曲③「ゲルニカの夜」
「No.0」の二枚組初回生産限定DVDに「鼓動」が入ってると知り、コレはみたいぞ!と思いアルバム「No.0」を買う前に先にライブDVDを見たんですが
演出、衣裳、曲どれもこれも「ス、スキダーー!!!!」ってなり即行アルバムを買いました。(サイケデリックでビカビカした曲やドラマチックな曲とか盛り沢山で何度も周回したくなるアルバム…。)
DVD二枚どっちの公演も良い。お目当てだった2枚目の公演ラストの鼓動もとてもよかった。特に今井さんが鼓動のサビのメロディー(といえばいいのか)ギターで弾くのが推しポイント…。
で、そんな中1枚目の公演を見ていて特に鮮烈な印象を残したのが「ゲルニカの夜」でした。
睫毛を小さく震わせているような幼くて優しい声から激しい叫びに変わる様があまりに衝撃的で、とにかく迫力があって終始呆然としてしまった。
櫻井さんの表現力、凄まじすぎる。なんてすごい人なんだろうか…と改めて感動してしまった。
後ろ手に流れるサンドアートも凄く良かったし、本当に櫻井さんの歌の表現と舞台演出全て込みで「ゲルニカの夜」は推し曲です。
またまた余談ですが、No.0のアルバム曲「胎内回帰」もメチャ好きです。
個人的BUCK-TICK推し曲④「凍える」
タイトル見た瞬間「あ、これはすきなやつだな」って感じる曲があるんですが、「凍える」はマジでそれだった。
無駄な明るさを挟むことなく純粋で滑らかな闇に堕ちる感覚がありつつ、子供を寝かしつけるように背中を優しく撫でられているような安心感がある、すごくお気に入りの曲。
落ち込んでるときに聞いてめちゃくちゃ泣いてた。ほんと泣いてばっかりですね。
自死について題材にしたってことで、前述したインタビューの①にて「“そういう生き方があったというのは事実だ”というのも、自分としてはかねてから書きたいことの一つだった」というのを見てさらに好きになった曲でもあります。
胸の底から這い上がってくる「死にたい」という思いを「そういう風に考えてしまうこともあるよね」と受け止めて貰えているような。事実として目を背けず、蓋をすることなく表現して下さってありがとうございます。と言いたくなる。
死にたいなんて思っちゃいけない、言っちゃいけないって塞き止めたまま誰にも言えない感情の肯定、みたいなのを勝手に感じてしまう。
誰にも言えなかったことが、詩や、歌やなんらかの美しい形を得たとき、とても安心して嬉しくて泣く。(泣きすぎ)
私のことを歌ってくれているのが嬉しい、って感情なのかどうなのかわかりませんが、でも自分と似たような気持ちが美しい形になることで自分の気持ちが供養され癒されてるので、そこに差異はないのかな。
BUCK-TICKっていう一つの惑星
他にももっと色々好きな曲があるのですが、今回は特に印象深い四曲を書いてみたり。ほんとは「ミウ」とか「世界は闇で満ちている」とかも好き。
なんか最近の曲…多くない!?って思われるかもしれない、そう、私はまだタイムスリップしてない時間軸がめっちゃあるんです。早く行かねばなりません。
BUCK-TICKって、例えると惑星みたいにふわふわ私の回りを回ってるみたいです。太陽だったり月だったり、色んな姿や色を変えて存在して、私はその変化を望遠鏡から見ている感じ。でもそこから逆に私が惑星に近づいたり、また望遠鏡から覗きこんで「ウフフ、素敵だわ」とニヤニヤするを繰り返してるような、そんな曲が多いかもしれない。
確立された世界観の中で遊ばせて頂いているような。
そんな遊びの中で、色んな想像や、考え方を教えてくれてありがとうございます、と勝手に感謝しています。
あと、曲ではないけど毎回ライブ時に今井さんの衣裳や髪色がカラフルですっごく可愛くて最高です。きらきらはではでなお洋服がとても好きなので毎回「キャ~~~カワイイ~~~~」と叫んでます。お洒落。
今後も命がある限りまだ見ぬ惑星に飛んでいきたいと思います。がんばるぞ~
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