のげ のうじょうさんという人【インタビュー1回目】

 話は石垣島の話から始まる。「次の滞在先の選定」に石垣島に戻ってくると言うのがあったからだ。戻るという選択肢があるということは気に入ったのか、海が好きなのかの二択に自分の頭の中ではなっていた
「海が好きというわけではなかったが海がいいなと今はなっている」
 と彼は語った。

 話はフォトストックとアートブックフェア参加の話になる。もともと仕事の合間に写真を撮っていた彼は仕事を辞め写真を撮る生活を選んだらしい。そして、フォトストック内にある大手のコンテストに応募し15日から3日程セミナーを受ける権利が手に入ったといった。そういう人達と交流をあまり持ってこなかった彼にとってとても刺激になるだろうと思う。刺激は良いものも悪いものも肥やしとなって彼の中で何かを生み出すだろう。それがどのように表現されるのか自分は楽しみで仕方がない。

 アートブックフェアの話は興味深いものだった。
 のげ のうじょうさんのアートブックフェアをまるごとデザインするコンペを有償で行っているというのだ。

https://note.mu/noge_farm/n/ndf71f9161db0

 詳しいことは上のページに書いてあるので、蛇足だが少し補足させてもらう。デザインというと「難しい」「プロじゃないから」と思いがちだが、デザインは本来なら誰でも出来ることなのだと自分は考える。文章だって、手芸だって、写真だって、音楽だって、何においてもどう相手に見えるか、自分の言いたいことは伝わるのか。そういうことを考える。
 これがもうすでにデザインなのだ。話の中で彼も言っているが、普段何をしているかとかは関係ない。上のページに何かを感じたら楽しんで考えればいい。
 固定概念があると創作はできないと自分は思っている。思考をできるだけ自由に。彼は全てを任せると言っているのだし、見に来る相手も目の肥えた人々だという。面白い。そう口角が上がった人は言われなくても考え始める。
 脳が勝手に考え始めるのだ。例え締切に間に合わなくても、全部が考えられなくても、その思考は、その経験は自分の肥やしになる。


さあ、楽しもうじゃないか。たった一度の、一瞬でなくなる今だ。

楽しまなければ損というものだろう?

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