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ローカルな駅伝に参加

 ローカルコミュニティの駅伝大会に参加しました。距離は1.2kmほどの短いコースで、1チーム6人で走ります。私は主催者の策略により、知らぬ間に参加が決定していました。この日のために、日々練習を重ねて、本番ではベストを更新するだけとなっていれば良かったのですが、全然思うように練習できずに本番を迎えました。

 私の所属するチーム名は、プリキュアです。プリっと走ってキュアっと勝つという奥ゆかしい名前です。私は4走目を走ることになりました。

 快晴のもと、スタートの合図が鳴り、第一走者が走り出しました。絶好の駅伝日和です。第一走者たちは、かなり速いペースで飛び出していきました。私は少し不安になりました。

 トップが帰ってきました。ランナーたちが、バトンを次々に渡していきます。応援が各ランナーに浴びせられます。まだ第二走者なのに、緊張で心拍数が上がっているのが分かります。

 ついに自分の番がきました。自分の感覚では、7割ほどのスピードで走ります。300mほどですぐに息づかいが荒くなっていきます。

 半分ほどきました。苦しいです。スピード抑えているつもりですが、身を削りながら走っている感じです。あと少しがとてつもなく長く感じます。

 バトンを渡しました。そして、端の方で密かに土下座ポーズで倒れ込みました。苦しいです。脚がもうなんか変です。力が入りません。つってはいませんがつる手前です。右耳が一時的にきこえなくなっています。今、恐竜が追いかけてきても、一切動けません。

 チームで走るのはとても楽しかったですが、自分の身体のことはもう少し考えるべきだとおじさんは、反省しました。