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うまく流れに乗れない

 「空気を読む」といった表現がありますが、私は「空気」を「流れ」と読みかえています。どうやら、流れを作り出すのが好きな人と、流れに乗るのが好きな人がいるようです。
 
 流れを作り出す人は、自分の考えや意見を持っている人で、それを他の人に伝えていきます。とてつもなく大きな流れをつくった人はカリスマなんて表現されるのでしょう。流れを作り出す人同士が出会うと、ぶつかり合うこともあると思います。
 
 流れに乗るのが好きな人は、まわりの流れがどうなっているか読もうとする人で、衝突を避けたがります。自分の意見を言うより、その場が丸く収まることを重視します。
 
 どちらの人たちも重要です。流れを作り出す人だけだと、ぶつかり合って収拾がつかないですし、流れに乗りたがる人だけだと、前に進むのがスローになります。
 
 また、人は状況によって、作り出す側、乗る側を行き来します。どちらの役割もうまくできる人は良好な人間関係を築いていくのでしょう。
 
 私の場合は、流れに乗ろうとするけど、乗れない人なのだと思います。