楽天銀行を活用して、利息以上のポイントを獲得しよう
(注)この記事は令和4年2月6日時点での情報です。
1 はじめに
昨今、日本銀行のゼロ金利政策による低金利が続いている日本です。借りる側としては嬉しいですが、貸す側若しくは預ける側にとっては痛いものです。メガバンクの普通預金の受取利息が0.001%、1年未満の定期預金でも0.002%とすずめの涙ほどの利息となっています。そこで最近台頭してきたのが、ネット銀行です。特に投資系Youtuberや節約をテーマにしたYoutuberでも取り上げている楽天グループが運営している楽天銀行の使い勝手が良く、普通預金の利息は0.02%と上記メガバンクの20倍です。加えて、「楽天カード」、「楽天ゴールドカード」等の楽天のクレジットカードの引き落とし口座を楽天銀行に設定すると、さらに2倍に。最大100倍の0.1%まで利子率を引き上げることができます。さらに、楽天サービス併用することで、楽天スーパーポイントが付与されたりと、良いこと尽くめです。
今回の記事では、楽天グループのサービスをコスパ良く活用して楽天銀行から得られる利息、ポイント併せて年率1%以上を獲得できるテクニックを説明します。
2 まずは利息を0.1%に引き上げる
先ほど説明した利息0.1%に引き上げる流れとしてスマホでスクショした画像を添付しながら以下のステップで説明します。
ステップ1
引落し口座の設定は「Rakuten Card 楽天e-NAVI」にログインしていただき、下の画像にもありますように①メニューバーを開いていただき、②「ご登録情報の照会・変更」に進んでいただくと、ユーザーの現在の口座情報が表示されます。下に進むと「お申し込みを希望される金融機関をタップして選択ください。お手続き画面に遷移します。」のところから、楽天銀行を選択します。後は表示される画面に従って、進んでいけば申し込み完了です。
ステップ2
マネーブリッジとは、楽天銀行と証券口座を連携させるサービスです。楽天銀行と楽天証券口座のお金の入出金の橋渡しを行うサービスで、設定すると、楽天証券での買い注文時に、楽天銀行の預金残高から証券口座の不足分を自動で入金・出金できるサービスです。手動で、銀行口座から証券口座に移動させる作業がなくなり、スムーズに証券取引ができます。入出金時の手数料は無料です。
楽天証券の口座開設・マネーブリッジの申込みサイトはこちらです。
3 ハッピープログラムを駆使する
ハッピープログラム(以下、「プログラム」)の概要は下の記事で説明しております。楽天銀行の預金残高又は利用状況に応じて会員ステージが決定するプログラムです。私が活用しているプログラムを紹介します。このテクニックを活用していただくと、会員ステージは最低VIP、元手約10万円で約1,000ポイントを獲得できます。
【参考】
ハッピープログラム各ステージにおけるサービス及びポイント付与倍率
3-① 楽天証券での活用術
・らくらく入金
楽天銀行から楽天証券へ手動で資金を移動する取引です。
移動額は1,000円以上からでその日に何も証券口座で購入しなければ、良く稼動日には、楽天銀行口座に返金されます。プログラムの対象は月3回までです。
・自動入金
先ほど説明した、マネーブリッジの設定による自動入金です。
取引額は最低100円からできます。投資信託を3銘柄積立て設定すると、設定後、指定した日に毎月自動購入されます。プログラムの対象は月3回までです。
取引回数:6回
獲得予定ポイント:最大18ポイント
必要資金:最低3,300円
3-② 楽天edyでの活用術
楽天銀行から楽天edyにチャージします。
チャージ額は1回につき最低1,000円からです。プログラムの対象は月3回までです。日常の買い物の内3,000円を楽天edyで決済してみてください。
楽天edy登録リンク先⇒こちら
取引回数:3回
獲得予定ポイント:最大9ポイント
必要資金:3,000円
3-③ 楽天ウォレットでの活
用術
簡単に説明すると、ビットコイン、イーサリアム等の仮想通貨用の口座への入金です。楽天銀行から楽天ウォレットに入金するだけです。仮想通貨を購入する必要はありませんが、私は、勉強として毎月3,000円積立てしております。最低入金額は1,000円、プログラムの対象は3回までの入金です。
楽天ウォレットの口座開設サイト⇒こちら
取引回数:3回
獲得予定ポイント:最大9ポイント
必要資金:3,000円
3-④ 各種支払いでの活用術
・楽天カードの口座振替(最大9ポイント付与)
・その他の口座振替
私の場合、Yahooカード、dゴールドカード、エポスゴールドカード、三井住友カード(NL)を楽天銀行から引き落とすように設定しています。
取引回数:4回
獲得予定ポイント:最大21ポイント
必要資金:日用品の購入も含まれているので、カウントしない
3-⑤ 振込・入金
・他行口座からの振込
私の場合、住事前に楽天銀行から住信SBIネット銀行へ5万円を振り込んで、月5回(10,000円×5)を振り込んでいます。住信SBI銀行も会員ステージによって振込手数料が一定回数まで無料のプログラムがあります。私の会員ステージですと5回までが手数料無料ですので、限度回数まで利用しています。
また、ポイントサイトで獲得したポイントも定期的に楽天銀行に送金しています。ポイントサイトもクレジットカードの発行、各種証券口座の開設をポイントサイトのリンクを経由して開設・登録すると1,000円から10,000円相当のポイントが付与されます。これを一括して楽天銀行に送金するのではなく、最低送金金額で毎日少しずつ送金することで、プログラムのポイント対象になりますので上手く活用してください。
オススメのポイントサイト
ポイントタウン
げん玉
取引回数:5回~
獲得予定ポイント:最大15ポイント
必要資金:50,000円
3-⑥ 公営競技での活用術
最低100円から競馬、競輪等の公営競技で使用する口座に楽天銀行から入金することでプログラムの対象になります。実際に賭ける必要はなく、口座に入金するだけで対象になります。入金後、即日精算して楽天銀行の口座に戻しても対象になります。月3回までがプログラムの対象です。
取引回数:12回
獲得予定ポイント:12ポイント
必要資金:1,200円
3-⑦ まとめ
以上の各種プログラムの活用によって得られる取引回数と最低獲得ポイントを整理します。
・取引回数33回
・獲得予定ポイント:84ポイント
上記のテクニックを最大限まで活用した場合、毎月必要な現金は以下のとおり
【必要資金】
返金処理しなかった場合:60,500円/月
※ 楽天edy以外は返金処理できるので、毎年60,500円+3,000円×11カ月
⇒96,500円の元手となります。
したがって概算で年96,500円の元手で、1,008円のポイントを獲得することできます。
※ 投資信託の価格変動リスク、楽天ウォレットでの売買は手数料がかかります。今回の概算では加味しておりません。
4 おわりに
いかがでしたでしょうか、皮算用な計算とはなりますが、楽天銀行の利息、ハッピープログラムから付与されるポイントを考慮すると、最低資金に対する年率1%の利息相当額のポイントと利子を受け取ることができます。さらに、会員ステータスもVIPになることができ、他行への振込手数料が月3回まで無料です。今回は楽天銀行の活用術を説明しましたが、ほかにも記事の内容にありました、各ポイントサイトの活用や、楽天グループ以外のクレジットカード等のサービスの活用術を記事に掲載しますのでもしよければフォローよろしくお願いします。
【参考文献】
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