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今週の佐々木大輔④

今週も4-2-4-9と好成績を収めました。中でも牝馬で3-2-1-2とほとんどが馬券内で牡馬と牝馬でくっきりと成績に違いが出ています。通算成績でも牝馬で63勝を挙げており、勝ち星の3分の2が牝馬という事が分かります。単勝回収率も120%も超えて芝のレースに限定すると150%も超えています。

牝馬に騎乗する際の減量特典もプラスに作用していると思いますが、佐々木騎手の得意条件である小回りコースで牝馬が力を発揮しやすいことやローカルの平坦なパワーの要らない馬場などが大きい要素だと思います。特に、夏のローカルでは牝馬に有利な条件が揃っています。来週からは100勝減量特典が無くなりそうですが、変わらず牝馬では買える騎手だと思います。

今週は外伸び馬場で外枠からの距離ロスを考慮に入れても外につけている馬に分がありました。ですが、佐々木騎手のレース映像を見ると馬群の一番外を走るのではなく外から1頭分馬群の中に入れて前に馬を置いて直線で外に出す騎乗を意識していることが見て取れます。この技術は馬の操縦性と騎手の折り合いをつけてリラックスして走らせる腕がないとできません。この馬群に入れつつ脚をためる技術に関しては現役騎手の中でも超える騎手はいないでしょう。

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